ムーミン谷でカメラ修行　前編

10月はハロウィン月間と言うことで、
母と飯能に１泊してムーミンバレーパークで仮装を楽しんだので、
例年に比べると多少物足りなさはあるけれどこれで満足しておきましょう。
と思っていたら、10月31日と11月１日に仮装をしている入場者は、
バルーンスカイ下でプロのカメラマンに無料で写真を撮ってもらえる
という素敵イベントの告知があったのでハロウィン当日もまた急遽谷入り決定です。
イベントの告知が遅かったので、
知らずに前日にポリープの検査で大腸内視鏡の予約を入れちゃったわ
幸いポリープはなかったので外出禁止にはならなかったけれど、
担当医に余り動き回らずほどほどに楽しむよう言われていたので先ずはお目当ての撮影。

そしてその後はエンマの劇場のショウを見て、
キャストのみなさんを撮影してまったり楽しむことにしました。


と言うのも、わたしは昔からカメラで撮影する習慣がないんです。
子どもの頃はフイルムカメラしかなかったので、
今みたいにスマホでばんばん映える写真を撮るという時代ではなかったうえ、
たいら家の人間ってなぜかあんまり記念撮影とかしなかったので。
入学式や卒業式の時に校門の前で親子で写真を撮るとかもしなかったなあ。
旅行に行った時はさすがに何枚かは撮りましたが。
両親とも若い頃は光学レンズの研究をしていて、
母なんかキヤノンの研究所にいたこともあったんですけれど。
(同居していた長姉が結核になって入った途端に感染防止で出勤停止になったので、
そのまま辞めちゃったから３日しかいなかったのですが……)
アイスクリーム工場に勤めていて毎日仕事でアイスを見ていたら、
家ではアイスを見るのもウンザリという人を知っていますが、
両親ものレンズを見ると仕事を思い出して拒否反応が出たのでしょうか？


ともあれ写真を撮るという習慣がなかったわたしは、
今の若い世代はおろか同世代と比べても格段に写真撮影の経験が少ないのです。
決して写真を撮りたくないわけではなく、
むしろ校門の前で撮影するのに憧れていたくちだったので、
デジカメの普及以降ぼちぼち家でドールの撮影をして静物の撮影には慣れてきましたが、
人間を撮る機会はあまりないのでイマイチ慣れません。
でもコスプレをしていると写真を撮ったり撮られたりの機会も多いので、
ここでスキルアップしなくては
自身の撮影をしてもらっていたら１ステは座ってみられなかったけれど、
ワークショップで作り忘れていた
フィリフヨンカの肖像を見るご先祖様柄のレザーワークショップを終えた後、
合流したＦＧＭ様ご夫妻に機敏に席取りしていただいたおかげで、
２ステは最前列に座わることが出来たのでカメラ修行スタートです。
と言っても、狙って良い写真が撮れる腕でもないので、
ばんばんシャッターを切って後から精査してみたら、

なんでかスナフキンは全部向かって左向きばかり……。


リトルミイの百面相は撮れましたが、


ショウの主役のニンニちゃん単体の画像もないわ


取り敢えず初日は無理をせず３ステ目はパスして、
ＦＧＭ様たちとメッツァの屋台でのんびり昼食。
タコスとかカレーとか辛い物が食べたかったのですが医師に禁止されていたので、
ＦＧＭ様お薦めのお花のサンドイッチを購入していただきました。

良くある切り口だけ見た目良くフルーツが入っているサンドイッチではなく、
見えない中にもたっぷりフルーツが入っていて大満足でした。
昼食の席でＦＧＭ様からわたしと写真を撮りたがっている男の子がいると伺い、
帰宅前にもう一度、谷に再入場しました。


ハロウィンだし他の仮装の入場者のみなさんとたくさん写真を撮りたいなと思い、
スナフキンのテントまで散歩したのに仮装の方があまりいらっしゃらなかったから。
告知が急だったので準備期間も短かったし、
自粛自粛と言ってもハロウィン当日は他に仮装を楽しめるところも多いしね。
そんななか出会えた伝説のポケモン並のレアキャラ、

スクルッタおじさんとヨクサル(スナフキン父)のお二人


こちらはＦＧＭ様とお手製の新作ニンニのリュックと
写真を撮りたいと言ってくれた奇特なリトルスナフキン
口うるさいおばちゃんキャラだからお子さまうけはしないと思っていたけれど、
｢男子は戦隊物を見ているから赤い服のキャラ好きよ｣とＦＧＭ様に言われて納得。
帰りがけにまた偶然再会したので、
カバンに付けていたオレンジ色のカボチャの鈴をあげたら、
赤い方が良いとのことで交換したのでやはりレッド推しだったようです。
ゴメンね、おばちゃんハロウィン当日はオレンジの服で。
明日だったら赤い服なんだけれど……。

(後編に続く)