ムーミン谷の花火　その３

二度目の花火大会も終わってしまったのに、
肝心の17日の花火のことが未だ書けていないのは腰痛が酷かったためです。
腰痛の原因は17日に母に傘を差して貰い車椅子を押したこと。
パーキンソン病(推定)だった亡父に同じことをして貰った時は平気だったのですが……
まあ父はわたしより背が高かったから傘の位置も高くて、
母の時のように腰をかがめて傘に入らずに済んだし、
なにより父が亡くなったのは10年前だから、
わたしも今より若くてぎっくり腰とは無縁でしたから


などと言う淋しいお話はさておき、
ワークショップ三昧を楽しんだわたしたち母娘は、
６時のディナー開始まで時間を潰すためアトラクションを見て回りました。
メインはやはり母が扮したヘムレンおばさんが出てくる｢海のオーケストラ号｣です。

もちろん、せっかくコスプレをしたのだから写真撮影も欠かせません。
出来ればヘムレンおばさんと馴染みの深いムーミンパパと撮りたいなと思いましたが、
写真スタジオで遭えたのはムーミンとママ。
スタジオに常駐しているキャラクターは時間により違うので、
再度チャレンジしてみようかなと思っていたら、
エンマの劇場のグリーティングにパパとママが登場したので、そちらで写真を撮りました



そしてようやくメインイベントの花火を見ながらのディナー。
閉場後、入口近くのパンケーキレストランでとのことなのですが、
晴れていたらテラス席でということでしたが、
小雨まじりなので今回はレストランの中でいただきました。
ディナーのメニューはこんな本格的なもの。ドリンクは飲み放題。

お味はどれも好みでお腹いっぱい食べられましたし、
合間にスノークのお嬢さんの特別グリーティングもあって大満足でした

ただ、スープと肉料理があつあつではなかったのと、
このご時世にデザートとスープ以外２名がけのテーブルの真ん中に
どんと２人分１皿もりでお食事が出るのは微妙……。
いやまあ、わたしと母とかお友だちのご夫婦は構わないと思いますが、
友人同士のテーブルが多そうだったからなあ。
それに感染症云々以前にソースが少なくて分けづらかったというのもありました。


花火を見ながらのディナーと書きましたが、
厳密に言うとお料理のお皿がすべて下げられてデザートになる寸前に花火がスタート。
他のテーブルの方はみなテラスに出て鑑賞されていましたが、
わたしは母と一緒に自分たちの席から鑑賞しました。

いや〜、凄くよく見えて良かったです。
40分ほどの間にこれでもかというように連発されて。
ただ、うちの自治体の花火大会と違って、
｢次はなんの花火です｣という説明がないので、
ちょっと打ち上げに間が開くとこれで終わりなのかなと思ってしまい、
目を離してデザートのアイスクリームをいただいていると
いつの間にかまた花火が再開してしまって見損なうこともありましたが、
２名で１万5000円のプランとしては充分満喫出来ました。


あっ、お食事の時に困ったのがトイレ。
レストラン内にはトイレがないうえ、通常のレストランの入口は施錠されていたので、
テラスから出でパーク外のトイレを利用するよう言われたのですが、
外のトイレは鍵が閉まっていて入れなかったので、
テラスから大回りしてパーク内のトイレに行かなければならなくて、
足の悪い母を連れて行くのは一苦労でした。
また母がトイレに杖を忘れてきたりしちゃうから……。
コロナ禍で運動不足から歩けなさが増し、
それに伴って認知機能が低下してきた母は２度も杖を忘れてくるのだもの。
わたしもその場で気付けば良いのですが、
気付かず後でわざわざ取りに行くのは結構しんどかったです。

いやまあ、２度目はレストランのお姉さんが取りに行ってくれたし、
帰りにメッツァの入口の上り坂で悪戦苦闘していたら、
やはり谷で顔なじみのお兄さんに助けていただけたので、
シンデレラタイム前に帰宅出来ました。
初めての特別イベントで不慣れなところも目に付きましたが、
それを補い得る心配りのおかげで楽しい1日が過ごせました。
ムーミンバレーパーク……やっぱり大好きです