ムーミン谷の花火　その２

母は足が悪くても街中では杖＋ウォーカーで自力で歩いていますが、
ムーミンバレーパークは移動距離が長く、
駐車場からいきなりかなりの斜度の坂なので、
前回も今回も車椅子に乗せて、わたしが押すことにしました。
ところが、17日は生憎の雨。
車椅子って乗ってる人も押してる人も傘がさせないんですよね。
こんな事なら秘蔵のニョロニョロポンチョを持ってくるのだったわ

仕方がないので、秘策として母に腕を伸ばして傘をさしてもらい、
わたしと母と一緒に傘に入ることにしました。
雨と言っても基本的に小雨模様だからこれでなんとかなるかな。
わたしは少し濡れるけど風邪をひくほどではないし……
と思っていたら歩き出して５分で件の黒いショールがいきなり激しく色落ち
衣装はもとより前夜母が気に入って買ったリトルミイのバッグにいたるまで、
黒いシミが点々と付いてしまいました。
安物の中国製のテーブルクロスなんか買うんじゃなかったわ。
自宅に帰ればプロ用の染み抜きを持っているのでシミはとれますが、
(実際あっさりとれました)
せっかくコスプレをしたのに１日シミ付きの衣装でいるのは嫌だなあ
取り敢えず、これ以上被害を拡大させないためにもショールは外してゴミ箱に。


雨だと残念なのはエンマの劇場のショウが中止になること。
母は新しいショウを見ていなかったから楽しみにしていたのですが。
でも雨だからこそ良いこともありました。
17日から週末は２週にわたって
｢ワークショップ・ウイークエンド」が開催されるのですが、
思ったほど人が殺到せず１日で６つのワークショップを母娘で全制覇できたのです

先ずは、入口からすぐのバルーンスカイ下の小道で、
｢リンゴのバルーンをつくろう！｣を予約。
一番やりたかった｢ムーミン谷のククサネックレス｣の会場へダッシュしてみたら、
会場予定地の屋外には誰もおらず、
コケムスの室内に変更になったと聞いて回れ右してコケムスへ。
母は最近デコパージュ石けん作りを始めた以外は、
基本的に手芸や工作をしなかった人なのでこれは難易度が高そうだから、
もっと簡単なのをとお薦めしたのですが、
頑張っていろいろ作りたいとのことで２人で挑戦しました。

好みの木のククサを選んで磨いて油をかけ、チャームを革紐で結べば出来上がり。
わたしはホオノキにフィリフヨンカの肖像画のチャーム、
母は香りの良いサクラに｢スナフキンにするわ｣と言ってましたが、
それスナフキンのお父さんのヨクサルなんですけれど

お次は｢りんごのキャンドルづくり｣。

黄色のキャンドルに赤い蝋を塗るだけなので母にお勧めしたら、
一緒にやろうと誘われたのでわたしも作りました。

ここで一度バルーンスカイの下に戻って、２人で予約していたリンゴのバルーン作り


再度、コケムスに戻るとランチタイム。
さすがに昼になると１Ｆの食堂は座る所がないなと思ったら、
夕食をご一緒する予定のＦＧＭ様ご夫婦がいらしたので相席させてもらいました。

ここで母はＦＧＭ様から仮装にあわせたヘムレンおばさんのあみぐるみをいただき大喜び


そして午後からは残りワークショップにチャレンジです。
先ずは２人で１つずつ｢ハーベストのバッジづくり｣ 。

次は母１人で｢ムーミン谷のバードコール｣作りをしました。

バードコールの木の部分にスタンプを押すだけの簡単な作業なのですが、
度の強い老眼鏡を家に忘れてきてしまった母はスタンプの柄が見えていなかったとかで、
非常に斬新(笑)かつ適当な模様になってしまいました。

最後はわたしが｢手縫いでつくるムーミンのヘアゴム｣のワークショップへ。

緑の革が気に入ったのでキャラクターはスナフキンにしました。
キットを手順通りに作るだけなのですが、
最後に縫い止める糸は好きな色を選べるという仕組みでした。
なお、時間が余ったので、
革製のリンゴのチャームに刻印を打つ作業もやらせていただきました。
本当はアルファベットの刻印にしたかったのですが、
なんでかアルファベットのシートが見つからなかったのでカタカナで刻印。
ひらがなで打った方が面白かったかなあ。


ちなみにワークショップはバルーン以外有料で、

　手縫いでつくるムーミンのヘアゴム　　1760円(税込み)
　ハーベストのバッジづくり　　 　　　　　　 500円(税込み)
　りんごのキャンドルづくり　　 　　　　　 1000円(税込み)
　ムーミン谷のバードコール　　 　　　　 　 660円(税込み)
　ムーミン谷のククサネックレス 　　　　 2200円(税込み)

24日25日ともに最終受付は16時、
雨でなければジップライン受付〜灯台の間の特設会場で開催されますので、
興味のある方は是非行ってみて下さい

(その３ に続く)