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2020年05月09日21:38

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例年

都感染者 7日連続100人下回る
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6076125


 毎年冬場を中心に感染症の季節は訪れる。

 この時期今までは個人それぞれの関心の度合いと判断でそれぞれに感染症対策を講じてそれぞれに過ごして来たわけだけど、今年このような事態が展開されてみて改めて、例年は満員電車や飲食店での合席や集合するようなイベントなどいわゆる「三密状態」を筆頭に集団感染したり感染爆発したりして結果十万人規模で感染症による風邪と肺炎で人が亡くなって逝くということを繰り返し続けて来た、ということがまだ半分おぼろげながらもかなり明確に意識に上る形で解って来た。今までは今年ほど特別な意識は持ち合わせて来なかった。

 例年と今年の違いは新型で未知のウイルスが感染源となったこと。社会の側に抗体と薬が無いことが大きな違い。この小さいのか大きいのかよくよく考えてみると判断つけがたい差異が暮らしをでんぐり返しさせるほどの緊急事態宣言へとつながった。病態としては今のところは既存の風邪と肺炎と大差はないようだ。弱った人から順番に重篤化したり亡くなって逝くということもほぼ同じ。

 COVID−19以降の日常がこれまでと違うものになるのか、それとも例年通りの普通の暮らしに戻って行くのか、そのカギを握るのは一人一人の「意識」ということになる。忘れてしまう?、それとも何かを覚悟して開き直る?、事態を振り返って冷静さを取り戻せる?、それとも全然違う新しい生活習慣に移行する?。

 例年と今年で何がどう違うのか感染者数や感染による死亡者数をこのあと比較して何を考えるべきなのか。今までもそしてこれからも数年に何回かは新しいウイルスや細菌を迎えることになるだろう地球人の暮らしが、技術や情報の発達によって目に見えない病原体を把握出来てしまう時代に突入して来たことでどうしても意識下に入って来る濃度が増して来た。このことと去年までのある種の無関心さとの兼ね合いが今後どのように関係しあって社会が創造されて行くのか。

 おおらかに生きたり死んだり出来た今までの人類のままでいられるのかどうかの線引きがこの2020年にくっきりと引かれたと言っていいんだろうと思う。

 医療科学の進歩と4G5Gへと進化する情報伝達能力の進歩がその背景にはある。人間と感染症との関係は実のところそれほど劇的な変化はしていないと思う。取り巻く環境の変化が人間社会と感染症との関係性を変えて行くような気がしている。個人的には鈍感であり続けたいような気もする。
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