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2020年05月08日22:32

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人間と人間

渡辺直美、ストーカー被害告白「1ヶ月間ずっと私の部屋で過ごしてた」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=6074776

 面と向かって、「 どうしたの ? 」、と切り出して、黙って静かにまずどうしたのかを聞いてあげる度胸があれば、ある種の出会いに発展した可能性は無くはない。

 そりゃあ半端無い勇気と覚悟と人間と人間の地平線まで見つめ合うたっぷりとした時空への挑戦とはなるけれども。

 忙しく答えばかりが欲しいだけ、正否や善悪に早急な答えを求めて〇X式に手一杯な現代人には想像もつかないかもしれないけれど、そういう悠久の時を過ごす相手だった可能性は零ではない。

 「慌てる乞食は貰いが少ない。」、ということわざがある。現代人の多くは次から次へと慌て過ぎて何も貰っていないような暮らしを送り続ける。心を閉じて何をそんなに慌てているのかは「 謎 」としておく。そうして一人、あらゆる境遇において「もらえるモノも貰えずに」、貧困をさまようのだ。覚悟して生きることで豊かな時空を生きられる人間であるにもかかわらず世の中の何かに流されてそんな不毛な一日を来る日も来る日も繰り返し続ける。それは、人生のわずかな一部。人生のどこの一部なのか、おそらくそれは「 成功 」に関係するとそれぞれが自分で意識して思うだけの一部。試行錯誤や失敗や回り道や冒険はもう人生とは呼べなくなっているのかもしれない。可能性はどちら側に広がっているのか。

 もったいない気はするけど、人は先を先を急ぐばかり。人の先へと急ぐのだ。そうして結果、人を忘れ去りストレスと孤独に沈み込む。

 「渡辺直美」はこういうことを公に発信することで再発に先手を打っているつもりなのだろう。それはやっぱり怖いから。人間と人間という地平はもうそこにはどこにも無く、自分の身を案ずるが故の対等でも平等でもないもう一人の人間に対する排他的な差別があるだけだ。これが現代の当たり前なんだろう。結果「渡辺直美」は身の安全のために彼女の世界に引きこもることになる。

 この侵入男もきっとそんな風にして自分の世界に引きこもっているんだと思う。

 総じてわがままし放題な人々のスポットライトみたいな小さな意識が自分好みの小さな一点で重なり合うことを求める。そんな偶然はそうそう起こるはずもない。そんな風にして今の世の中人と人とは永遠にすれ違い続けてそのたびに傷つけ合うんだと思う。警察沙汰にしてしまったりして。
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