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2020年04月14日13:35

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妄想

■感染広げる「コロナ疎開」=東京脱出、別荘地に戸惑い―識者は医療崩壊警告
(時事通信社 - 04月13日 13:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6045061

 地方の人々は多くが自分たちは保菌者ではないと考えていて東京など人口密度が多い首都圏から来る人々は自分たちよりも保菌者の可能性が高いと考えている。首都圏から来る人々はみんな保菌者だと考えている人もいるかもしれない。

 一方首都圏に住む人々で地方へ移動する場所を持っているような人々も自分は保菌者ではないと考えている。人口密度の少ない田舎で状況経過を見守った方がいいと思ったかもしれない。

 記事にある長野県や秋田県などでも感染者は出ていて零ではないわけだから地方の人々にもすでに保菌者はいる。そして無症状保菌者もいる。

 運悪く別荘に移動した人が発症した場合、地元の人の中には「それ見たことか」といった気持ちになる人も出て来るだろうが、実は別荘近辺の買い出し先で食料を売っていた地元の従業員が無症状保菌者で感染源だということもあり得る。そしてその真実はここまで国内で感染者が広がった今となってはなかなかわからない。その後調べてそういった接触者から感染者が出た場合も最初に発症した別荘の人が感染源だとみなされることになりがちだ。首都圏からの移動組だからなおさら決定的にそう思われてしまうのが成り行きになる。
 阪神の藤波選手の場合もその後の調べで藤波選手の周りで数人の感染者が出て来たけれども本当のところはその中の誰から誰へどんな順番で感染したのかについては正確なことはわからないのだ。それでもその記事を見た国民の多くは藤波選手から周りの人へと感染した印象を持つ。新型コロナにまつわるものは全てがどこかに空想を含む考想になるということは言える。中には妄想だけのものもあると思う。

 結局多くの人が考える妄想がある方程式を作り上げて対策などに結び付くわけだ。そして一つそういう方程式が出来上がるとはまる人はほぼすべて保菌者に仕立て上げられる。

 ことがここまで進んでしまった以上、国民全員が無症状保菌者だという設定で生活様式を対策するようでないと妄想と差別と心情の軋轢までもが混乱を煽る形になってしまう。

 各知事も、「今や全員が無症状保菌者だと言っていい状況にあります。」という言葉を枕詞にして対策を考えるようにした方が結果として現実を先回りする形にもなりこのウイルスに対して社会としては逆転出来たということになるのかもしれない。どうせ色々と妄想なんだとすれば妄想で先回りすることだって出来るのでは。

 全国民が自分は既に無症状保菌者だという想定をすれば地方への非難も減るかもしれないし、首都圏から人が来たって気にならなくなるかもしれない。ああ、あの人も保菌者。

 今現在みんな自分は大丈夫だと思っていてうつされたくないと思っている。自分以外はきっと陽性だという妄想を元にして怖がっている現実がある。



 そんな妄想が、そんな妄想をしてしまいたくもなる新型コロナウイルスの現状である。

 
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