人間像

精神的に成熟していない子供おばさんが陥りがち!? “完璧主義”が生きづらい理由
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=6032605

　なにかこうあってほしいという筆者なりの都合に合う人間像を設定する背景がこの筆者にあるからこういう記事は生まれる。「子供おばさんが・・・」なんて言う言い回しは半分以上揶揄に聞こえる。

　人が分かり合える、共感出来る、なんていうのはあるようでいて実は無い。突き詰めるとそういうのは幻想で、絶対に重なり合うことの無い個がズラーっと横に並んで暮らすというのが現実。

　自分を知ると同時に他人を知るということも生きて行く中においては大切な意識の変遷になると思うけれども、並んで歩く或いはすれ違う歩く速さも方向も違う個々が絶対的に別の目を通してそれぞれの景色をそれぞれの感性に従って眺めて行くその雑多な成り行きを現実の基本に据えれば差異に対してもそのまま素直に受け止めることが出来るようになる。どんな人が居たって大して気にはならなくなる。むしろその人と自分の違いに興味さえ湧いてくる。自分も他人も本当に思うことをそのまま社会に出した方が面白い。と、なって来る。つまらないのはこうあるべき象に寄せて嘘をつくような態度。そしてそういうことを期待する人々の集まり。

　完璧主義、そんな人はその人らしくそんな風に生きてほしい。