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2019年10月16日20:47

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台風の規模

台風の災害ごみ 数百万トンに
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5828519


 去年の大阪の台風、駐車場に止まっていた車が全部ごろごろ転がされたやつ。大型の船が空港を結ぶ巨大な橋げたにぶつかってこすりつけられた大風台風。

 今年の小粒ながら風で千葉の屋根という屋根をふっ飛ばして総なめにした15号、そしてこの大雨巨大台風東日本全域を洪水に見舞った19号。

 これからの台風はこういう規模で上陸するということになった。

 今回の片付けに2年以上かかるということだけれども、来年もいやまだ今年も含めてまた同じような台風が来ることは容易に想定できる。そのたびに上陸した地域がこんな形で被害を受けるということ。これは地球上の7割を占める大洋の温度が少し上がったことによる気象の変化。要するに来年は元に戻るというものではない。もうずっとこれからはこういう一年になるということ。台風は毎年大体30弱発生する。そのうちのいくつかは日本列島に向かってくる。届いた分は列島の街を風や雨でぶっ壊して行くということ。

 ここ数年のニュースを追いかけて見てみると世界中の海沿いの町はそんな風にしてぶっ壊れる時代になってしまったようだ。

 この台風19号の片付けに2年かかるということはこれから日本中が毎年毎年台風被害でぶっ壊された残骸で一杯になっていくということを意味している。そして台風というのは毎年必ず発生してはやってくる。夏から秋のお約束であり尚且つ規模がこの規模に格上げされた。

 
 台風一つとってもそういう予測になる。日本はその他にも地震火山がある。伝染病の変異体も増えて行く。備えが追いつくはずはないからせめておろおろしなくていいように因果を辿れるようにするよりないんだろうと思う。


 何かを作り変えて強化して対応しようとする試みが始まるとは思う。まずそんなことしか思いつかないだろうからやるしかないと思うけど多分やってもやっても追いつかないと思う。天災で壊れるものと壊れないものがあることにみんなが気が付くべき。街や設備は壊れてしまうけど、川や海や土地は多少削れたり変形したりはするけど全部が壊れるわけじゃない。そういう壊れない方の風土に粘り強くついていくことを考えればこの数百年に築いた近代文明とは少し違った形でまたうまく協栄する暮らしは成り立つと思う。何を復興するべきなのかということを白紙から考え直した方が未来に通じる。現状を復興するという考えは部分的にはもう捨てたほうがいい気もする。


 自給自足とか生態系主義とかそういう想像を膨らませながら異常になった気象の方を新たな基準にして既存の仕組み即ち民主主義とか資本主義とかをきちんと利用して農業改革とかエネルギー改革或いは街の再開発計画に取り組んでいくようにしなければ壊されたものを修理してまた壊されるという鼬ごっこに疲弊してしまうだけだと思う。
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