極東アジア

■韓国、協定破棄を日本に通告
(時事通信社 - 08月23日 17:08)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5759324


　植民地大好きだった彼のイギリスから見て極東。

　中国は置いといて、そのイギリスの真似をして痛い目に遭ったのは東アジアでは唯一日本。西洋的な搾取文化を真似たのは日本が突出していて先の戦争には負けたけど今も尚ある意味では先頭付近に居る。坂本龍馬なんかが買収されて始まりその後結局二度の大戦に参加して今に至る。あれ以来日本は搾取文化に染まって行った。国土に根付いた生命の循環を捨てたのだ。現在は敗戦国でアメリカのしもべに。欧米化することに夢を抱いてしもべでも何でもいいからそこそこの暮らしをして悦に入る程度の国民で一杯の国になった。韓国は反日かもしれないけど、日本は日本で何か偏った教育がされているようにも思える。今この国で大切にされているのは、「笑顔」、喜びと楽しみの二つの感情だけ。同じ人間の感情なのに哀しみと怒りは大切にされることは無くなった。忌み嫌い見て見ぬふりをする。「泣き顔」、は捨てられる。そうして世の中は歪んでしまった。結果主義成功勝利至上主義そうして利益と余剰を手にしなければ暮らせない国になっている。米英の息子だからしょうがない。

　極東アジアの現状は、北朝鮮と韓国と日本と台湾をアメリカと中国とロシアが我配下に置こうとしてつけ狙うという構図。この小さな四国はそれぞれ独立独歩しているようでいてアメリカと中国とロシアに体のどこかの関節を取られてきめられているような状態。

　日本で言うならアメリカ。米軍と自衛隊で日本の防衛をしているところを自衛隊のみでまかなって、アメリカ中国ロシアをはじめ周辺諸国とはそれぞれ平和条約を締結するということが本来国としての独立独歩の姿だろう。でも、現実はこの通り。日本は独立国家になれるのだろうか。国民はどう考えているのだろうか。

　韓国も日本と同じような状況だとは思う。文大統領のこのところのご乱心を見ていると対日政策で反日の感情に支配されてぶち切れてしまったようにも見えるけれども、もしかしたら南北朝鮮を統一して大っ嫌いな日本を敵に回すために中国ロシア側へ寝返ることを考えているのかもしれないと感じる節も無くはない。アメリカは半島の統一は置いといても北をアメリカ側へ持って来ようと当然考えている。現実としてその線で色々と進めて来ている。でもそうなると韓国はひとつの朝鮮になったとしても大っ嫌いな日本とアメリカの下でずっと仲間みたいな顔をしていなくてはならない。そうなるぐらいならいっそまだ北とアメリカが決定的に仲良くなってはいないこの機に親分を変えようと考えることはあるのかもしれない。今や中国は大きさだけ取れば頼れる隣人かもしれないし北とは仲が良かった。感情優先にものを考えたがる人たちなだけに無いとは言い切れない。

　でも、ここまでアメリカに食い込まれた状況でそれが出来るだろうか。普通は出来ないに決まってる。もしやれば大きな戦争になってしまうだろう。穏便に文韓国の想いが通ることはあり得ない。損失は計り知れず、そうなれば主戦場は朝鮮半島と日本だ。


　日本人が、GSOMIAの決裂はないと高をくくっていたことは確実でそれは裏返すと現状維持を重んじる国民性の表れとも言える。和を重んじることは日本人にとっては美徳かもしれないけれども万国共通かというとそれは重んじる割合の問題で他の地域に暮らす人々にしてみれば自己を犠牲にしてまで重んじることは無いのにと、和の前では美しいまでに我慢強い日本人を半分変人扱いで敬意半ばのとらえ方をされている可能性は高い。サッカーのマリーシアが世界基準なことを日本人は時に忘れ去って堅くて美しい解り難い美徳に酔ったうぬぼれ外交をやる。そして孤立する或いは板挟みになる。

　ポンペオ国務長官辺りは、「失望した。」、と述べたらしいけどそれは立場を強い言葉を使って表明しただけ。アメリカ人は結果至上主義者だから経緯にはさほどこだわりはしない。この状況での次をもう考えているはずだ。外交を見ていると他の国々の政治的な思考は経緯や規範を軽んじることは無いけれどもそれは軸や核にはならないように見える。日本人はそこをどうしても軸や核にしておきたい思考回路を持っている。韓国人は感情が何もかもを凌駕するからかみ合う両国ではない。産まれてくる新しい人間は反日教育を受けるし。


　文韓国の思い通りになるとは思えないし、安倍日本の思い通りになるのかどうかもわからない。EUというだんまりを決め込んだ一塊もあるし世界はこの韓国と日本の決着よりも付け入るスキの方に興味津々だろうから想定外の展開が立ち起こる要素はふんだんにある気がする。