mixiユーザー(id:64075816)

2019年01月16日10:35

169 view

「あと何キロ」ではなく「ここまで何キロ」

フユチャ3日目。

2日間でフルを2回走った3日目である。
目標では、この日はサブ4で走ることになっている。

前日のラン後に回復に努めたとはいえ、2日間の疲れは完全解消されず、脚はまだ張っている。
おまけに前夜あまり眠れず、とにかく眠い状態で、3日目のフルをスタートした。

フユチャは、ユニバーサルランニングクラブと、知的障害者の会「NPO法人あさがお」との共催であり、今回も知的障害を持つ若者が数人走る。
その中でフルを走るという赤ジャージの若者は人懐っこかった。

フユチャのコースは、1周回約2.8キロの往復コース。
フルでは、このコースを15周回と少し走ることになる。

1周回の距離が短い往復コースなので、当然他のランナーと何度もスライドすることになる。
赤ジャージの彼は、すれ違うたび、追い抜くたびに「今、何週目?」と聞いてくる。

「今何週目?」
「4週目」
「俺今3週目」

「今何週目?」
「6週目」
「すげー。俺今4週目」

「今何週目」
「6週目。さっき会ったばっかりじゃん」
「あ、そっか」

これが12週目くらいになると、「あと3週」ではなく「もう12週も走った」と思えて来たから不思議だ。
この時点で脚はパンパン、ペースも6分近くまで落ちていた(最後の2キロは6分超)が、「もう12週も走った」との実績がゴールまで脚を運ばせた、ように思えた。

結果、3日目サブ4の目標達成。
赤ジャージの彼のおかげかもしれない。

これからレースで苦しくなったら、「あと何キロ」ではなく「ここまで何キロ」を考えるといいかもね。
17 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する