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mixiユーザー(id:6400308)

2019年07月16日22:12

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今週のオークラ

 上野オークラで深町章監督98年作品「生尻娘 制服のしたたり」(公開題『生尻娘のあえぎ汁』)を観る。対立組織の幹部を殺して追われるやくざと、不登校気味の女子高生の話。女子高生が煙草を吸っている場面から始まるが、不良少女ではなく、周囲と合わないだけ。このキャラクターは面白い。
 2人が出会う墓地、女子高生の居場所である廃棄されたバスなどの風景、2人が接近するるがセックスに至らないやり取りなど面白いのだが、途中の級友とのレズビアン場面や、級友が父親と援交する場面など話とつながりがなく、散漫になっているのが惜しい。最後など何が起こったのかわからない。
 深町監督と西藤尚さん、佐野和宏さんの組み合わせが珍しく、池島ゆたか監督も顔を出したりして、役者陣の面白さはあった。
 「たわわな気持ち 全部やっちゃおう」は、キラキラ青春映画のイメージがある古澤健監督のピンク映画初演出作品。風俗ライターであるヒロインは、風俗嬢にインタビューしているが、通り一遍の質問ばかりで相手にされていない感じ。原稿は文字起こしで適当に仕上げている。
 同棲している男がいるが、ヒロインの仕事を軽蔑し、「真っ当な道を行け」「俺と付き合えてラッキーだ」と上から目線で言われる。それでも「未練がある」と言う冴えないヒロインだ。
 男の洗濯物から風俗店のポイントカードを見つけたヒロインは、仕事と偽って贔屓の風俗嬢に会いに行く。ここでも風俗嬢にあしらわれるが、同棲している男が常連であることを告げたことから、新たな関係が生まれる。
 ここからのヒロインの変化がいいのだが、どうも舌足らずだ。ヒロインに好意的な雑誌編集者の恋人が風俗嬢で、その母親がセフレと分かるが、これは唐突。男の意外な面を象徴する手作り鉛筆を見つける場面など、もう一工夫あってもいいのでは。どうも説明不足があり、これもR15版を観ろと言うことか。
 ヒロインと古澤監督が自演する男が、灯りを消したりつけたりするセックスする場面や、自分の正しさを強調する男の、醜悪な欲望が露呈する風俗店の場面など、面白い場面はあるのだが、残念ながら物足りない。

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