今日また一人、私を育てて下さったお婆ちゃんが亡くなりました。
田舎の小さな町の小さな集落で育った私は、共働きの両親の代わりに村のお婆ちゃん達が皆で可愛がってくれました。
何時でも祖母にベッタリくっついて、祖母の巨乳((笑))に抱かれて眠る子供でした。
母親のお乳が恋しい年頃だったのですが、母親は忙しく、あまりにも甘えられなかったので祖母が母親代わりだったのです。
村の中心に位置するわが家は本家であり、私が生まれる前には貸部屋もしていた事もあり、昔から自然と人が集まる家でした。
お爺ちゃん、お婆ちゃん達の憩いの場でもあったのですね。
そんな中、チョロチョロと忙しなく走り回る様な子供だったのでお爺ちゃん達には怒られてました(笑)
それでもかなり器用で色々な事に興味津々だったので、お爺ちゃん達の仕事にも沢山お供して役に立ったと言われて可愛がられていました。
今日亡くなられたお婆ちゃんは、私の亡くなった祖母と同い年で98歳でした。
少し小さく可愛らしい声で「ほっほっほ」と笑い、優しい顔で何時もニコニコと私の頭を撫でてくれて、オヤツを頂いたりしたものです。
寄る年波には敵いません。
解ってはいるのですが、実の祖母が亡くなった時と変わらない程に悲しい気持ちです。
それと同時に感謝の気持ちが溢れてきます。
お婆ちゃんありがとう。ゆっくり休んでね。
ログインしてコメントを確認・投稿する