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2020年01月29日18:46

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JR東、“タッチしやすい自動改札機”導入へ 新宿・高輪ゲートウェイ駅で実験

JR東、“タッチしやすい自動改札機”導入へ 新宿・高輪ゲートウェイ駅で実験
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=32&from=diary&id=5953564

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JR東日本は1月29日、Suicaなどの交通系ICカードをタッチしやすいよう改良した自動改札機の実証実験を、新宿駅や高輪ゲートウェイ駅で2月から順次行うと発表した。QRコードを使った改札通過にも対応する。

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 車椅子の利用者や子どもでも使いやすいよう、ICカードのタッチ部分を斜めに配置。料金を表示するモニターは、改札機の中央に搭載した。通常、切符を挿入する位置にはQRコードリーダーを配置し、紙やスマートフォンに表示したQRコードをかざして改札を通過する方法を検証する。

 実証期間は、新宿駅新南改札が2月1日から9月30日までで、高輪ゲートウェイ駅が3月14日から9月30日まで。いずれも5月10日まではICカードのみの実験で、ICカードの利用者が対象。QRコードを使う実験は5月11日〜6月30日の間に、一般モニターと社員モニターを対象に行う。

 実証期間中、この自動改札機は通常のIC専用改札機として利用できる。試験終了後、改札機は順次撤去する。
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新宿に行くことはないからこの実証機を使う事はないけれど、以下の点が特徴となる機械だと思う。

現在のタッチは、タッチであるが平面なので、軽く置いて取る、軽く滑らすようにする、叩く感じでリズムを持たせる、同じタッチという動作に見えて、恐らくいろんな人が自分にあった動作をしていると思う。

人間の構造的特徴から、平面よりも若干斜めになっている方がより負担が少ないのは当然であるが、これまで平面だから落す可能性はなかったが斜めになるとそのまま下に滑り落ちるケースが多発する事が考えられる。

実証機ではその点は作為的に残しているように見える。そのような状況で人の振る舞いが意識的に変わる点も観察したいからと思われる。

タッチする位置についても、装置の前側、中側、後側とどこにあるのが最適かは、それぞれに長所、短所があると思われる。しかし、一番大きいのは、エラーとなった時にさっと道を外せるかという点で、そのために前側に設置しているのだと思われる。

これを中におくとエラーが起きた時、後に人がいるので、立ち往生する事になる。この1mたらずのバッファ部分が逆にどういう効果をもたらすか、つまり、直後の人への負担を大きくする代わりに、その更に後ろの人は逆に身動きが取れやすくなると想定できる。つまり、中に少し閉じ込める事で、逆に全体への波の波及を小さくするという考え方だ。

この実証機が、車いすや子供など視線の低い人への利便性を求めているというのは納得できるが、斜めはその最適解とも思えない。可能なら、数十cmではなく、ぐるっとあるエリアの縦横、すべてのどこでもタッチ可能とするのも可能だが、当然、コストを考えろとなるわけである。

この位置に問題に最初に対応したのはエレベータだろうと思う。エレベータはふたつの位置にスイッチを付ける事で解決したが、JRとしてはその方式には踏み切れなかったようである。センサー系のコストのみならず、エレベータは同時にそれぞれが押されても問題ないが、自動改札では同時にタッチされるのを避けたかったというのも考えられる。子供が下にタッチしようとするのと同時に上の方でもタッチしようとする姑息な大人は死ぬほど居ると想定するのは正常だ。

モニターの位置については、プライバシー情報なので他から見えないようにしたいというのはあるはずだ。現在はタッチの直ぐ後ろにあるので、人間の視線からいうと見ずらい。どうしても出口をみるためモニターはかなり意識的に視野に入れなければならないからだ。

今は遮光などによりある角度以外からは見えなくする技術もあるが、視線の高さがバラバラな状況では上手く採用できそうにない。ある距離を超えると急に見えなくなるような仕組みは、LEDからの各発光器に微妙に角度を持たせれば可能だと思うが、どうだろう。

この実証機を作る過程では、斜めでも、前後に斜めとか横に斜めとかいろいろと試行錯誤したはずだし、その結果として、これをまず試してみようという事になったのだと思う。

QRコードを使うというのも多分読み取り精度がかなり高くなったとか、コストが安くできるとか、いろいろな要望があっての事だろう。つまりJRはまだまだサービスの改善が可能だと思っているという事だ。素晴らしき哉。


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