今、ワイドショーが面白おかしく取り上げている総裁選挙ですが
まさに「薄っぺらい」と言う言葉の「見本」です。
1：
憲政の常道から考えて、今野党が求めている臨時国会に応じていない事実は
日本国憲法第五十三条 内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。
を恣意的に無視している「憲法違反」です。
2：
今の日本の緊急の課題は、普通に考えて
「国民の平均所得の底上げ」「年金問題」「格差の固定を脱する手法」
の3つのはずです。
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アベノミクスを通じて、日本政府は欧米主要国以上に
「企業の基礎体力を上げるための施策」を行ってきました。
しかし、そうやって創出された「企業の基礎体力」が
欧米諸国では「新しいイノベーションの創出」に使われ好循環を実現しているのに対して
日本では逆に非正規雇用を増やして「値下げ競争」と「既得権益層の懐を温めること」
に費やされてきた事が、今の欧米諸国と日本の所得水準の差になっています。
今の日本の購買力は、1950年当時の日本と同程度です。
「国民の購買力」を向上させる「これならいける」政策を、
誰がきちんと出していますか？
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今のままでは、年金も健康保険も破綻することなど見え切っています。
「嘘だ！」と思うのであれば、お知り合いの医師の方に聞いてみてください。
全員が「もう保険医療の収縮と混合診療の解禁以外に方法はない」と答えるはずです。
河野氏が「年金と健康保険の税金化」を打ち出していますが
この方法は実際にカナダで成功している方法です。
他の3人がこの河野氏の案に「無理だ」と言っている「根拠」は何なのかをきちんと調べて見てください。
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今は「親ガチャ」とまで若い世代に指摘されるほど
「格差の世代を超えた固定化」
が出来上がってしまっています。
この環境では本田宗一郎氏も井深大氏も世の中から出てきはしません。
剰え「日本の経済成長は文系が成し遂げた」と言う、
本田宗一郎氏も井深大氏も無視した考え方が、今の日本を支配しています。
次に、「学問の世界」から得られた知見で創出された製品について、
安倍政権時に「学問の世界の取り分は�機鵝廚噺世Ε襦璽襪�
今の日本において、青色発光ダイオードや癌の免疫療法などの分野での「学問の世界」から得られた知見に対する取り分の絶望的な少なさを固定化しています。
こんな国で「新しい知見」を生み出してくれる理系の俊英が「お国のために」と思ってくれるとでも思いますか？
ちなみに欧州では最低でも半分が「学問の世界の取り分」
アメリカでは企業の利益の2割程度が「学問の世界の取り分」
です。
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敵基地攻撃能力？
頭の弱いネトウヨ国士様向けの「甘言」に過ぎません。
朝鮮戦争当時の韓国の将軍、白善��氏の言葉です。
「連日連夜の激闘は誠にご苦労で感謝の言葉もない。よく今まで頑張ってくれた。だがここで我々が負ければ、我々は祖国を失うことになるのだ。我々が多富洞を失えば大邱が持てず、大邱を失えば釜山の失陥は目に見えている。そうなればもう我が民族の行くべき所はない。だから今、祖国の存亡が多富洞の成否に掛かっているのだ。我々にはもう退がる所はないのだ。だから死んでもここを守らなければならないのだ。しかも、はるばる地球の裏側から我々を助けに来てくれた米軍が、我々を信じて谷底で戦っているではないか。信頼してくれている友軍を裏切ることが韓国人にできようか。いまから私が先頭に立って突撃し陣地を奪回する。貴官らは私の後ろに続け。もし私が退がるようなことがあれば、誰でも私を撃て。さあ行こう! 最終弾とともに突入するのだ。」
この志を持った「人を育てる」事が「国防」です。
この白善��の言葉です。
「軍隊は、素人集団でも基礎学問ができていれば構わない。
有事に際して『国を守ろう』と心の底から思ってくれる人達の集団であれば、
絶対に有事には国を守ってくれる。」
「国を守る」と言う事は、甘言ではなく
「人を育てる」
「現場の皆さんの待遇改善」
「部隊毎の単独での稼働率を上げる」
「軍隊とは、民を守るための存在で、民に銃を向けるためのものではない」意識の共有
などが「基本中の基本」です。
ここいらの
「本当に政治が取り組まなければいけない」諸問題に対して
まともに議論さえしようとせず、相手の足を引っ張る術を探すのは
旧陸軍の日本から続いている
「日本社会の致命的な欠陥」です。
閑話休題：
戦時中に沖縄防衛に当たった陸軍第32軍
沖縄言葉に「なんくるないさー」と言う言葉がありますが
この言葉はヤマトンチュが「薄っぺらく」ネタにしていい言葉ではありません。
沖縄のおじいおばあの方々と心を開いて話せるようになったら聞かせてくれる話ですが、
沖縄に駐屯した32軍の兵士達は、
地元沖縄の少女達を慰安婦として日常的に輪姦してたり、
実戦の沖縄戦で、民間人専用の壕に平気で入り込んで
「赤ちゃんが泣いたら自分たちの居場所がばれる」と言う理由で
泣く赤ちゃんを片っ端から締め殺しました。
私は、1人の「血の通っている日本人」として
「血の通っている日本人」の皆さんにお尋ねします。
「彼らは『日本軍』だったのでしょうか？」
追記：
最後の帝国海軍大将 井上成美提督の戦後の言葉です
「戦前戦時中の陸軍について知りたければ、自民党を見ておけばいい。
自民党がしている事が、そのまま陸軍がしていた事だ。」
■河野・岸田氏が接戦＝高市氏猛追、野田氏出遅れ―議員支持動向調査・自民総裁選
(時事通信社 - 09月20日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6673972
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