→「哲学のうまい読み方」
哲学書などを読むけど、難しくてどう理解していいかわからない(美人の萌系美少女が聞く)
たとえばニーチェはツァラトゥストラかく語りきで「戦士のように戦え」といっています。(聡明なメガネをかけた青年哲学者)
これはまあ、勇敢に物事に立ち向かえというふうにもとれるし、実際に口論相手に勝てという意味にもとれそうです。(青年)
しかし、ニーチェがそういっているからといってそれがそのまま自分にもそのままあてはまるとは限らない。(青年)
なので「戦士のように戦え」というのが自分にとってもよい言葉なのかどうか自分で考える。(青年)
このようなことが哲学書を読むことだとおもいます。(青年)
ゲームでなら戦士のように戦ってもいいかなっていうか、毎日戦ってます。(美少女)
→「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」
1 ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』という本の最後の言葉は有名な「語り得ぬものについては沈黙しなければならない」というものだ(青年)
2 それってどういう意味ですか?(美少女)
3 「・・・・」(沈黙)(青年)
4 なんで教えてくれないんですか?(美少女)
5 「・・・」(沈黙)(青年)
6 「・・・」(沈黙)(美少女)
7 コクリとうなづく(青年)
→「自分は脳なのか?」
1 「わたしって脳なんですか?」(美少女)
2 「NO」(青年)
3 でも、意識って脳が生み出しているんじゃないんですか?(美少女)
4 わたしにはあなたがかわいい女子高生に見える。もしあなたが脳だったらわたしはあなたが好きではないだろう。(青年)
5 えっ・・・(美少女)
→「なぜ?」
1 「青年さん、なぜあなたは青年さんなの?」(美少女)
2 「わたし」を「青年の体」に結びつける魔法の糸のようなものがあるわけではなく、青年の体の意識としてあるのが自分なんだ。つまり、自分が青年であることの理由などないということやね(青年)
3 「理由などないということね、たしかに恋にも理由はないものね」(美少女)
→「暇」
1「暇だわ、青年さん、なんかすることないかしら」(美少女)
2 暇ならおれとつきあえばいいじゃないか(青年)
二人が恋に落ちたところで、この話も終わりです。
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