(小説家になろうに投稿した短編です。非常に短いです。)
近い将来、スマホのアプリで、コンビニやファミレスの新人教育はなされることになった。
ファミレスでざるそばの注文が入ったときに、そばはどこにしまってあり、それを何分ゆで、どの容器に盛り、たれがどこにあるかということをそのアプリは声で教えてくれる。
新人で不慣れな場合なかなか料理の作り方を覚えられないことがあるのでこのアプリが普及した。
また、毎日18時に薬を飲むことを処方されている患者には18時になると「18時のおくすりを飲む時間です」とスマホが言ってくれる。
同様にコンビニでも、WEBマネーの購入者がいた場合、シートを読み取り、WEBマネーシートの印刷をもってきて、はんこを押すということがアプリによって教えられる。
さらに遠い将来、スマホではなく、脳の中になんでも教えてくれるプログラムがインストールできるようになった。
その電脳化を受けた青年があるとき、好きだった女性にプロポーズした。
電脳のアドバイスは
「ここで、女性にたいして『君の味噌汁が飲みたいから結婚してください』というのがベストです」
というものであった。
しばらく考えた後に、青年はこういった。
「絶対に幸せにしますので結婚しましょう」
なんとなく、ここは自分で言うセリフを考えないといけないと青年はおもったのだった。
後書き編集
いずれもっと長い小説の元になるかもしれません。
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