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2020年01月17日21:53

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ジョジョ・ラビット

フォト


原題:Jojo Rabbit

配給元がウォルトディズニージャパンってのが驚き。

最初はドイツ映画かと思っていたけど、アメリカ映画。それにしても当時の状況を良く表現していた。

第二次世界大戦終戦間近のドイツ。

ヒトラーユーゲントたちが、戦争のための戦い方の訓練をする。

その中の1人にジョジョがいるのだが、彼にしか見えないアドルフというヒトラーそっくりの人物がいる。
彼に助けられながら、臆病者のジョジョと言われながら、訓練に励むのだが、手榴弾を目の前に落とし、重傷を負う。

訓練から退きながらも、国のために役立とうとする。

優しい母と二人暮らしをしているのだが、ある日、部屋の中で物音を聞き、ユダヤ人のエルサが隠れていることを知る。

10才のジョジョの目から見た敗色濃いドイツと、現実の悲惨なドイツが錯綜して、それがさらに残酷に見えるし、縛り首で吊るされてるシーンの後、ジョジョが靴紐結べなくて母が結んでくれて、母の靴が見えた後にショッキングなシーンが現れる。

子供の目線だけに、凄く呆気なく残酷なシーンがあちこちに散りばめられて、よりリアルに映る。

昔のアメリカ映画みたいにカッコいいって映画じゃない。

本当に新しい表現の戦争映画。

新年明けてから、良い映画が続々と放映され始めて嬉しい。もう一回観たい映画。

監督:タイカ・ワイティティ

出演:ジョジョ=ローマン・グリフィン・デイビス
エルサ=トーマシン・マッケンジー
アドルフ=タイカ・ワイティティ
ミス・ラーム=レベル・ウィルソン
ディエルツ大尉=スティーブン・マーチャント
フィンケル=アルフィー・アレン
クレンツェンドルフ大尉=サム・ロックウェル
ロージー(ジョジョの母)=スカーレット・ヨハンソン
ヨーキー=アーチー・イェーツ

109分

3本目
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