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2018年12月15日21:27

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伊勢参りやじきた道中記 12/8・9号 ーおっさんの観光編ー

12/9(日)晴れ

爺さんの朝はとっても早い。
Sが6時過ぎには起きだした。
わたしもSと一緒に目覚めたが、起きださずに布団の中で惰眠をむさぼっていた。
7時過ぎに起きだしたが、Hは依然と高いびき。
こいつ、昨日は22時にはいびきをかいて寝ていたくせにまだ眠るんか。
たたき起こして3人で大浴場へ行く。
Sとわたしは20分ほどで風呂から上がるが、Hはまだまだ長湯するという。
そこでHをおいて二人で朝食を食べに行く。
朝もバイキングで色々と美味しそうなものがあるが、そんなに食べれない。
二人で朝食を食べ終わったころにHがやってきた。
Sはそそくさと部屋に戻るが、わたしはコーヒーを飲みながらHに付き合う。
還暦を過ぎた爺さんなのにHは朝から思いっきり食べる。
とにかくよくしゃべり、よく食べる。
結局、Hの朝食は1時間半ほどかかって食堂の店じまいで終了する。

朝食が終わったら観光だ。
とりあえず賢島から電車に乗って鳥羽へ向かう。
鳥羽で観光船に乗ってイルカ島めぐりだ。
Sは観光にノリノリなのに、Hは「ええーー、観光なんかしたくない」
「人生、この先二度と行かれへんかもしれんところや。冥途の土産にいっとこ」と説得して船に乗せる。
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が、船に乗ったとたんもう3人との大興奮。
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大量のカモメが船の周りを飛び交って餌をねだる。
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餌は何でもいいが、船内で100円のスナック菓子を「カモメの餌」として200円で売っている。
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餌を手にもって差し出すとすぐそばまで飛んできて飛びながら食べる。
時にはトンビもやってくるが、こいつらは礼儀知らずで危ない。
ほかの乗客も大騒ぎだ。これもこのイルカ島めぐりのアトラクションなんでしょう。

イルカ島に着くとひっそりとした水族館があり、ほとんど誰も入らない。
おそらくその存在さえも気づかないのだろう。
中に入るとその辺の熱帯魚屋にいるような普通の魚がいるだけ。
いや、奥の方にドクターフィッシュがいました。
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2分間200円かで手を水槽に入れることができる。
そしてその手をドクターフィッシュが掃除してくれる。
このドクターフィッシュにSとHが食いついた。
一人100円づつ出して1分づつ手を入れると言い出した。
もう二人とも大興奮で手が付けられません。

その興奮も冷めやらぬうちにイルカショーへ。
一匹のイルカと一人にお兄さんでショーが進められます。
お兄さんは初めに「このイルカのタクマ君(やったかな)は新人さんでまだ芸が良くできません」とお断りがありました。
この演出はうまい。
そうなんです。
タクマくんは芸がまだまだおぼつかない。
須磨や白浜のイルカなら鼻歌交じりでできるような芸でもなかなかうまくできない。
失敗するたびに観客は手を握り締めて「がんばれ」「がんばれ」「次こそはできるぞ」と応援します。
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そして5,6回失敗してやっとできた時には万雷の拍手。
いや、須磨や白浜のイルカやったら寝ててもできる芸なんですけどね。
ショーも大興奮のうちに終わり、船に乗り込んで鳥羽へ向かう。
帰りもまたカモメの大群に襲われ、餌を持っていかれる。

後はお土産を買って帰るだけ。
Hは赤福を10個も買う。
生徒たちにあげるのかな。
帰りもまたHのおしゃべりは続く。
この男、確信をもって絶対に口から先に生まれた来たんやと思う。
それも併せて本当に楽しい一泊旅行でした。
次は出雲大社へ行こかと言ったらNGを出されました。
日光東照宮と太宰府天満宮とか、お参りしたいことがいっぱいあるんやけどなあ。
そうそう善光寺もあったで。
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