地球に帰還中のはやぶさ2は第2期のイオンエンジン
運転が5月12日から始まり順調のようだ、各国から
Great work! とか Great job!とか賞賛されている。
ところで「アメリカ版はやぶさ」と呼ばれる
宇宙探査機「オシリス・レックス」も2020年末に
小惑星「ベンヌ」表面から試料を採取し、
2023年に地球へ持ち帰る予定である。
オシリス・レックスはアームの先端に付けた
TAGSAMという円盤形状の装置を小惑星の表面に
押し付け、窒素ガスで表面物質を吹き飛ばして
サンプルを採取する。
JAXAとNASAは はやぶさ2とオシリス・レックスで
回収したサンプルを分け合うことになっていて
はやぶさ2のサンプル(1g以上を目標、最大では数g)
の10%をNASAへ、オシリス・レックスのサンプル
(60g以上を目標、最大では2kg)の0.3gをJAXAは
得ることになっている。
コロナ禍の最中、数少ない明るい話題ではある。
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