「ちゃんと隠しなさいね…カーテン取っちゃうから」
私からの返事を待たずに取り除かれるカーテン…
慌てて私は胸と下腹部を掌で覆いました
でも私の掌はデルタゾーンを隠しきれるほどに大きくはありませんでした
…そしてお尻は…
それにポージングを繰り返していると 腕も疲れてしまって…
恥ずかしいところを隠すのに必死でしたが 掌は汗でびしょびしょ…
そして腕の筋肉がこわばって ときおり腕がずれてしまい 胸の頂きや下腹部の繁みを隠しきることは出来なくなって…
…
「どうもありがとう…今日はこの辺で… ゲームで時間が犠牲になったから また続きを頼むわね…」
…
形ばかりのお礼を言われても嬉しくもなんともなく…美術準備室で全裸で待たされていた私は差し出された脱衣籠の中の制服を力なくつまみ上げました…
…制服に身を包んだ私は、下腹部の頼りなさを気にしないように努力することに精一杯でした…
というのも…当初、私がモデルになることを拒否したため 罰として 〜おそらく愛液で濡らしてしまったであろう〜 ショーツは矢澤さんに預けられてしまったからです…
「有効に活用するから心配しないで」
身勝手な物言いの矢澤さん…でも なおちゃんの後ろ盾に立脚していればこそだろうと諦めて美術室を後にしました…
…
文化祭までの約三週間は生徒も先生達も授業に身が入らなくて文化祭の準備…私もクラスの文化祭の出し物を準備する毎日でしたが、その間も何度か美術部の呼び出し 〜呼び出しに来るのは大抵副部長の男子でした〜 に応じました…
「“ヴィーナスの誕生”の仕上げのために、もう少し協力して貰いたい」という名目でした…
部室にはいつものメンバーが揃っていましたし、“ペナルティ”も継続されていました…
準備室で全裸になり、制服も下着も預ける…
二度目に部室に入ったとき…部長から声をかけられました
「ホントにごめんなさい…でも、部を救いたくて」
部長にそう云われると、なんだか厳しく突き放すことも出来なくて
「そんなに気にしないでください」みたいに言葉を返したと思います…
しばしの沈黙の後で、部長から意外な依頼が…
「ごめんなさい…男子から苦情というか、要望があったものだから…」
準備室で服を脱ぎ始めた私に差し出されたのは…
“安全カミソリ”
「あなたの手で…隠しきれないでしょ? “はみ出しているのが気になって仕方がない”って男子から云われて… はみ出す部分だけでいいから…」
私は促されるままに デルタゾーンの恥毛を…
掌を時折あてながら“こんな感じかな”という所まで剃り終えて、切り屑を机の上で纏めてゴミ箱に捨てようとしたら
「後始末は私がするから!」
部長が慌てたように私の手を遮って…
「みんな待ってるから…始めましょうか…」
怪訝に思いながら 部室に繋がるカーテンを捲ると、行く手を遮るように赤い学年カラーの上履きを履いた 〜1年生の〜 女子部員が待ち構えていて私をカーテンで包み込みました
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