「全部脱ぐんですか!?」
思わず口を衝いて出た言葉です
「当然でしょうね!あんたは美術部を救うヴィーナスになるのよ」
ミューズとかヴィーナスとか、そんな賛辞は関係ありません いくらなんでも全裸はない…
そう思って はっきりお断りしました
「あんた断れるの!?美術部潰す気?」
相変わらず高圧的な態度の矢澤さんが部室を飛び出していって…
…なおちゃんを伴って帰ってきました
いくらなおちゃんの云うことでもという気持ちと
これまで何度も痴態をみられているという弱みがせめぎ合って、強く拒否する気持ちが萎えてきました…
それでも勇気を振り絞って断ろうとしましたが 私ももうなおちゃんに逆らう胆力はなくて…
「それならこうしましょう ハニーちゃんがゲームに勝ったらこのお話はお流れ…美術部が廃部になっても仕方ないし」
“廃部”という言葉には胸が痛みましたが それを存続させるために私の肌を晒していいわけはない
そう思ってゲームを“受けて立つ”ことにしました
けれども ゲームのルールを聞き終えた瞬間 私の勝ちはないと思いました…
ゲームの内容は
アングルの“泉”のポージングをする
…
有志の部員がハニーを数分間愛撫して…
ハニー堪えきったらハニーの勝ち
息を乱れさせたり胸の頂きを尖らせたり…ショーツを湿らせたりしたら
…ハニーの負け
…
服従のポーズに近い“泉”のポーズ…
腋の下も脇腹も スリップを着ているとはいえ 乳房も透けて見えている…
それでも…退くに退けなくなった私は これから起こる事態に目の前が暗くなりそうでしたが 虚勢を張ってポージングをしました
思い思いの画材を手に近づいてくる美術部員…あろうことか、部長さんも副部長さんも…美術部存続のためになりふり構わない感じで…
「ごめん…これも美術部存続のためなんだ…先輩達が築いてきた歴史を、自分たちの代で消すわけにはいかないんだ…」
いいわけがましいことを口にしながら 私の頬に吐息を吹きかける副部長…
そして無数の手が近づいてきて…肌を這い回る筆…
湧き上がってくる性感を堪えようと歯を食いしばり、身をこわばらせて…
ある人は首筋から顎…
ある人は腋の下からスリップの上をたどらせて胸に
またある人はふくらはぎから膝裏、脚の付け根まで…
多勢に無勢…それに…みんながみんな“私の感じる場所”を知り尽くしているかのように愛撫してきて…
「ハニーの弱点は研究し尽くしているからね…」
なおちゃんが嘲るように…
…和室での辱めで、私が感じる場所を記録でもしていたのでしょうか…美術部員の責めは巧みでした
それでも必死に歯を食いしばって刺激に耐えようとしましたが
「ずいぶん頑張るのね・・・それじゃ、こんなのは如何?」
!!!
鼻先に突き出されたのは 描画の際に使う“羽根ぼうき”でした・・・
その姿を見ただけで、わたしのからだの中の淫らな小悪魔が歓喜の声をあげ、わたしの理性を押し流そうとしているのが分かりました・・・
ソロリ、ソロリと蠢く複数の羽根ぼうき・・・ショーツの足ぐりをなぞるように・・・
そして・・・スリップ越しに胸の頂きを陵辱され・・・鼻をクスンクスンとすすって刺激から逃れようとしましたが もはや抗えず・・・
胸が張り詰め、下腹部に疼き… ショーツが熱くなっては冷え込んでいく気配が 幾重にも繰り返されました・・・
〈濡らしちゃった〉
私でも分かりました…
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