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2021年01月01日18:07

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【夜伽】ヴィーナスの誕生(その7)

「全部脱ぐんですか!?」

思わず口を衝いて出た言葉です

「当然でしょうね!あんたは美術部を救うヴィーナスになるのよ」

ミューズとかヴィーナスとか、そんな賛辞は関係ありません いくらなんでも全裸はない…

そう思って はっきりお断りしました

「あんた断れるの!?美術部潰す気?」
相変わらず高圧的な態度の矢澤さんが部室を飛び出していって…

…なおちゃんを伴って帰ってきました
いくらなおちゃんの云うことでもという気持ちと
これまで何度も痴態をみられているという弱みがせめぎ合って、強く拒否する気持ちが萎えてきました…

それでも勇気を振り絞って断ろうとしましたが 私ももうなおちゃんに逆らう胆力はなくて…

「それならこうしましょう ハニーちゃんがゲームに勝ったらこのお話はお流れ…美術部が廃部になっても仕方ないし」

“廃部”という言葉には胸が痛みましたが それを存続させるために私の肌を晒していいわけはない
そう思ってゲームを“受けて立つ”ことにしました

けれども ゲームのルールを聞き終えた瞬間 私の勝ちはないと思いました…

ゲームの内容は

アングルの“泉”のポージングをする

フォト




有志の部員がハニーを数分間愛撫して…

ハニー堪えきったらハニーの勝ち
息を乱れさせたり胸の頂きを尖らせたり…ショーツを湿らせたりしたら

…ハニーの負け



服従のポーズに近い“泉”のポーズ…

腋の下も脇腹も スリップを着ているとはいえ 乳房も透けて見えている…

それでも…退くに退けなくなった私は これから起こる事態に目の前が暗くなりそうでしたが 虚勢を張ってポージングをしました

思い思いの画材を手に近づいてくる美術部員…あろうことか、部長さんも副部長さんも…美術部存続のためになりふり構わない感じで…

「ごめん…これも美術部存続のためなんだ…先輩達が築いてきた歴史を、自分たちの代で消すわけにはいかないんだ…」

いいわけがましいことを口にしながら 私の頬に吐息を吹きかける副部長…

そして無数の手が近づいてきて…肌を這い回る筆…

湧き上がってくる性感を堪えようと歯を食いしばり、身をこわばらせて…

ある人は首筋から顎…

ある人は腋の下からスリップの上をたどらせて胸に

またある人はふくらはぎから膝裏、脚の付け根まで…

多勢に無勢…それに…みんながみんな“私の感じる場所”を知り尽くしているかのように愛撫してきて…

「ハニーの弱点は研究し尽くしているからね…」

なおちゃんが嘲るように…

…和室での辱めで、私が感じる場所を記録でもしていたのでしょうか…美術部員の責めは巧みでした
それでも必死に歯を食いしばって刺激に耐えようとしましたが

「ずいぶん頑張るのね・・・それじゃ、こんなのは如何?」

!!!

フォト


鼻先に突き出されたのは 描画の際に使う“羽根ぼうき”でした・・・

その姿を見ただけで、わたしのからだの中の淫らな小悪魔が歓喜の声をあげ、わたしの理性を押し流そうとしているのが分かりました・・・

ソロリ、ソロリと蠢く複数の羽根ぼうき・・・ショーツの足ぐりをなぞるように・・・
そして・・・スリップ越しに胸の頂きを陵辱され・・・鼻をクスンクスンとすすって刺激から逃れようとしましたが もはや抗えず・・・


胸が張り詰め、下腹部に疼き… ショーツが熱くなっては冷え込んでいく気配が 幾重にも繰り返されました・・・

〈濡らしちゃった〉
私でも分かりました…

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