和室での“調教”はその後も断続的にありました…
なおちゃんとその“おともだち”から突然呼び出され
私が呼び出しに応じ
辱めを受けて…私がぐったりしている間になおちゃんたちが「何事もなかったかのように」和室を後にしていく…
こうやって書いてしまうと淡泊な印象ですけれども
呼び出されるたびに 心の片隅の小悪魔が歓喜し 年頃の…性への好奇心がそこそこあった肉体は淫らに反応してしまうのでした
それでも「準・進学校」でしたので…
1学期の期末試験が終わり、夏休みに…
意外かも知れませんが夏休みには ゆいちゃんと遊びに出かけたりしています
博物館や美術館が好きな子だったので 私がそれに付き合う感じですね(場所は控えさせてください)
自由な校風だったので夏休みの宿題は殆どありませんでした
読書感想文を書くとかいうこともなく 数学だけは、問題集をこなす宿題が出ていたように記憶しています…
夏休みもあと一週間程度で終わろうとしていたある日、なおちゃんから電話が…
呼び出されたのは学校の近くのファミレスでした
効き過ぎた空調の冷たさに戸惑いながら テーブルを挟んでなおちゃんと向き合いました
私は警戒心が拭えずに 〜お腹を冷やしてお腹を壊したら、またそれをネタに辱めを受けるような気がして〜 レモンスカッシュしか頼まなかったような気がします
…
パフェを美味しそうに口に運んでいるなおちゃん…「夏休みどうしていたの」「宿題進んでる?」「予備校とか行ってる?」みたいなごく普通の高校生の会話が進みましたが…
ひとしきり話した後で なおちゃんが身を乗り出して云ってきました
「美術部の友達から相談を受けてさ…ちょっと応援して欲しいの…」
“本当に困っている”みたいな表情でしたので、私も話を聞くことにしました
…
「美術部が文化祭で発表する作品のテーマがなかなか決まらないみたいなの… それで私が相談を受けて…」
私の母校の美術部が特別きわだった活躍をしていたわけでもないのですが、文化祭では一つのテーマで部員が競作をしたり 合作して校舎の壁に巨大壁画を飾ってみたり…
そういうことをしているのは知っていました
「今年はテーマが決まらない…っていうか“このテーマで行こう”っていう所までは来てるんだけど 必要不可欠なものが足りないんだって…それでね…」
…
わずかに開けられた窓の外では蝉の鳴き声… 男女の運動部員がかけ声をかけたり叱咤し合いながらグラウンドを走っている気配も感じられます…
晩夏…というよりはまだ「夏真っ盛り」と云っても過言ではない美術室… クリーム色のカーテンが隙間風で物憂げにたなびいていました
鼻を刺すようなテレピン油と油絵の具の匂いに戸惑いながら、私は籠の中に用意されていたスリップを手にしました…
〈薄い…〉
美術部が創作をする空間とはカーテン1枚で隔てられた美術準備室…カーテンが引かれていることを何度も確かめながら
覗かれていないことを確かめながら 私は制服に指をかけました…
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