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2020年12月05日11:32

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【再開】【夜伽】ちょっぴりいけない社交ダンス(その3)

「やぁ、この娘が青児くんが云っていた女の子?ガールフレンドなの?」
悪戯っぽい笑みを浮かべた男性… 髪をオールバックになでつけ、肌は早見くんよりもやや浅黒くて背が高い…古風な映画の登場人物というか…
私には「北斗の拳」に出てきた「羅将・ハン」みたいに見えて 怖くなって思わず後ずさりしてしまいました。
「いきなり突っ込んだ話をするから、この娘怖がっているじゃない、だめよ こんな可愛い娘に意地悪したら」
傍らに立っていた女性 〜きらびやかなドレスに身を包んだパートナーさん〜 も悪戯っぽく私を見ていました。

後に「羅将・ハン」が教室の講師で、実は世界大会にも臨んだことのあるダンサーの息子さんだと知りました。

「羅将・ハン」じゃ怖いままですので「宮田先生(勿論仮名です)」とこれからは書きます…
パートナーさん(今後は「恵さん」と書きます)は気さくな方で、私の手を取って直接指導してくれました。

ステップも何も分からない世界でしたが

なんだかおとぎの世界に迷い込んだようで えもいわれぬ陶酔感に包まれていくのを感じていました。

あくまでも見学のつもりだったので 軽装 〜季節が初夏でしたのでTシャツとミニスカートにブルゾンだったような気がします〜 でお邪魔したのですが、ブルゾンは脱いで、Tシャツとミニスカートだけで 簡単なレッスンを受けました。

ワルツやタンゴの時の足の運び方とか、男性への身の委ね方なんかを簡単に教わっただけでした…

優雅に舞っているようで 実は結構エネルギーを使ったのでしょう、全身が汗ばんでTシャツが素肌に貼り付いていました…

「スタイル、いいのね…彼氏が放っておかないんじゃないの?」
恵さんがちょっぴり意地悪そうに云ってきました。

「え…あの…」
意図をはかりかねて応えに窮していると
「ほらほら、あまり子供をからかうもんじゃないよ」
と宮田先生がパートナーさんをたしなめに来ました

危難に駆けつけた先生の姿が 妙に神々しく感じられてしまって、私は暫く羞恥と陶酔感に包まれて呆けてしまいました。

基礎の基礎のようなステップを憶えた私は、早見くんとペアになって踊りました。
既に肌を重ねている相手とはいえ、人前で密着して踊るというのは ちょっぴり恥ずかしい営みでした…



「気が向いたらまた遊びにいらっしゃい。会費は学生さんは月に税込み1,000円だから」
恵さんが悪戯っぽくウインクして、私たちを見送ってくれました…

私は早見くんに寄り添いながらスタジオを後にしましたが、心の奥底には今まで抱いたことのない不思議な願望が芽生えていました…

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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年12月05日 20:57
    男性への身の委ね方という表現が艶かしいですね。不思議な願望が芽生えたのが気になります。

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