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2020年04月08日09:39

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【夜伽】女子会の夜の生贄-11

「お客様、幼稚だとか、キモいヲタクなどというのは可哀相ですよ?ハニーちゃんは過去の出来事を告白しただけで、十分開花するおとなのからだを持っているんですから」
両手首を纏められ、天井のフックに懸架された私…
浅く四股を踏むような開脚を強いられて秘めやかな場所を隠すことも出来ない私…
亀甲縛りで素肌を幾何学模様に彩られた私…

そんな私の股下から、ナオミさんが洗面器のようなものを取り上げると、私の鼻先に突きつけてきました
《!!》
洗面器に敷き詰められていた水色の布…それは面積の半分ほどが濃いブルーに変色していました…

「自ら白状した恥ずかしい経験と、深雪の愛撫だけで淫らな蜜をこんなに吐き出していたのよ」

私の股下に置かれていた水色の布は、恥ずかしい告白に興奮して秘所から垂れ零した愛液を吸って青く染まり、布が吸いきれなかった愛液は表面張力、というのでしょうか、天に向かって緩いカーブを描き、淫らに輝いていました…

たまらず赤面してしまった私を尻目に、ナオミさんは私の愛液で染まったブルーの布をお客様に見せて回りました…
嘲笑と侮蔑の言葉が渦巻く中、ナオミさんは私の許に…


「とんでもない変態ね… それでは面白いものを見せてあげるわ、あなたにも、お客さんにもね」
ナオミさんの合図を待っていたかのように、フロアの壁に備え付けられていた複数のディスプレイが白い光を放ちました…そして発光が収まるとモザイク状に見えていた画像がまとまり始め、ピントが落ち着き…そこに映し出されたのは…一枚の油絵、のようでした…

「!? !!!!!!!」

私は言葉を失いました…

ディスプレイに映し出された“絵画”…そこには素肌にスリップ1枚を纏い、ドミニク・アングルの描いた「泉」を模したポージングをしている、まだ化粧を施していない少女 〜数年前の私〜 が描かれていました…

https://stat.ameba.jp/user_images/20180609/05/myessay/95/d5/j/o1000165814207517936.jpg

《どうして!?どうしてこの絵を!?》
混乱しながらもこの絵の出自を知ろうとした私は首を振り、涙目で霞む視界の向こうで笑みを浮かべるナオミさんと深雪女王様を代わる代わる見つめ、悩乱していました…

「どうしたのハニーちゃん?これはただの“拾い画像”ってやつなんだけど?なにか文句でもあるのかなぁ?まさかこのモデル、あなたじゃないわよねぇ?」

残酷な笑みを浮かべながら問いただしてくるナオミさんに呼応するように、男性客の下卑た笑い声…

抗議の気持ちを込めて、客席を睨み付けた刹那、深雪女王様が
「分かってないようね…あなた、公開調教を望んでやってきた、性奴隷のM女なんでしょう?」
言われるのと同時に背中に感じる、冷たく硬い気配… 突如全身に襲いかかる淫靡な振動…

「きゃうあぁぁぁっ!」
私は何がなんだか分からずに全身に 〜亀甲縛りの幾何学模様が走り回る素肌に〜 送り込まれる淫靡な振動に裸身を波打たせました…

「おおっ!」
男性客の勝ち鬨のような声…

後に知らされたのは 素肌と縄の間に男性を模した性具を挟み込んで、振動を送り込んでいたとのこと…

浅く四股を踏むような開脚を強いられていた脚の付け根に纏わり付く縄が送り込んでくる振動を受けて、隠すことの出来ない 〜女の子の大切な〜 秘裂はとめどなく淫靡な蜜をこぼし続け…

「ふふ、それじゃ…どうぞ?」
《どうぞって…》

グラスとグラスが接触して乾いた音を…そしてなにやら手にしながら近づいてくる女性のお客…手にしていたのは…水鳥の羽で出来た梵天がついている耳かきや書道で使う細筆…

ベネチアンマスクで覆われた顔に愉快そうな…それでいて残忍な笑みを浮かべたお客様たちの意図を察して私は頬を引きつらせました

「やめてください…これ以上されたら 壊れちゃいます…」
ゆっくり顔を左右に振って拒絶の気持ちを示しても、勿論受け入れて貰えるわけもなく

「たっぷり懲らしめてあげるから…」

「んぁっ!」

深雪女王様やナオミさんとは違う、責めのプロでない人たちの 不規則な、予測の出来ない愛撫責め…天井に差し伸べられた二の腕を、腋の下を、脇腹を、乳房の麓を、頂きを、腰骨の上を這い回るフェザータッチ… 四股を踏み、脚を閉じることも出来ない私の太腿の内側を、お尻の丘を、菊の窄まりを、そして…

「ああああああああああああぁぁぁぁぁっ!!!!」

私のからだなのに云うことをきいてくれない腰が脱水中の洗濯機のように振動し…

「――――――――――っ!」

床を打つ雨に酷似した音…
生暖かい湯気の気配
やや甘ったるい香り…

私は体重を天井のフックに預け、口角から涎を垂れ零しながら、床に不定形の図形を描きながら広がっていく 黄金色の液体を眺め続けるのでした…



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