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2020年04月05日22:59

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【夜伽】女子会の夜の生贄-10

「ねぇハニー?これから幾つか質問させて貰うけど、嘘をつかずに正直に答えるのよ?分かった?」

粘っこい含み笑いがフロアに充満しました…

「生まれて初めての“恥ずかしい経験”はなにかしら?」

「んっ」

…天井に向けて拘束されている腕…肘から腋の下にかけて、深雪女王様の乾いた指先が…

「ちゃんと答えるのよ…」

含み笑いを浮かべながら告白を促す深雪女王様…

私はたまらず
「修学旅行での自慰披露」を告白しました…

カードゲームで最下位になり
罰ゲームとして宿舎の 〜女の子だけでしたが〜 ルームメイトに促され、着衣の上から…やがて体操服も下着も管理された中での恥ずかしい営み…

「それで、見られる悦びに目覚めちゃったのかしら?」

「ひあっ」
答えに窮している私を促すように、深雪女王様の指は腋の下や…小さくはない胸の麓を這い回って淫らな感覚を送り込んできました…

「敏感なのね、ハニーちゃんは…」

「あはは、えっち!」
女性のお客様からの揶揄の声も私の快感を助長するものにしかなりませんでした。

「ほかには?」



学校の和室で受けた辱めを無意識に避けて、私は「文化祭でのセミヌードモデル」の告白を…
部費を紛失してしまった美術部を存続させるために買って出たモデル…
少々扇情的な要求を受けても、著名な絵画の真似事に渋々応じていたものの最後には「ヴィーナスの誕生」の真似事までさせられ、「捨てる」と騙されて預けた「からだの一部」まで商品にされて…

そんな恥ずかしい記憶を吐露する私に追い打ちをかけるように、フロアにはあのメロディが…



《どうしてこの曲が…?》
告白を控えていた「和室での辱め」のときに…お友達がプレイヤーで流していた曲…

この曲を聴くだけで、私のなかの“いけない焔”は燃え盛ってしまうと云うのに…

私は気が遠くなり始め、手首の拘束に体重を預けて喘ぐしか術を見いだせなくなっていました…

「ふふ…真面目でおとなしい高校生が、お友達にそそのかされて破廉恥な体験をして目覚めちゃったみたいね…ほかにもいろいろありそうだけれども、いずれそれは暴かせて貰えるかもね」
口にしていたのは深雪女王様ではなく、彼女の背後に立つボンデージルックの女性の存在に気づいた私…
「ナオミって呼んでくれていいわよ?ハニーちゃん」

何の脈絡もなく、自分の名前を名乗ったボンデージルックの女性に怪訝な視線を送ると

「余計な詮索はしなくていいから…」
そう言いながら深雪女王様に肩入れするように質問を…

「オナニーの時にはなにを考えているの?好きな男性とか?もしかして同性?」
ナオミさんの言葉にどっと沸くフロア…
すると乳房の頂きに加わる痛み
「んぁぁぁっ!」
エナメルのグローブに包まれた深雪女王様の指が私の乳首を抓ってきました…
「さぁ答えなさい!なにがオカズなの?」



私は…

ファンタジーの世界の…ビキニアーマーの姫騎士が戦い敗れてしまい、国の民の命と引き換えに侵略してきた悪王や裏切った重臣にからだを差し出し、慰み者にされてしまうような光景を…オカズにしていると…顔から火の出る思いで白状しました…

「えーっ、こいつオタクなの?幼稚ぃ!」
女性客の蔑みの言葉が私の心をえぐりました…

「お客様、幼稚というのは可哀相ですよ?ハニーちゃんは過去の出来事を告白しただけで、十分開花するおとなのからだを持っているんですから」
ナオミさんが私の足元に置かれていた洗面器のようなものを取り上げると、私の鼻先に突きつけてきました
《!!》
洗面器に敷き詰められていた水色の布…それは面積の半分ほどが濃いブルーに変色していました…

「あなた、恥ずかしい告白と、深雪の愛撫だけでこんなに蜜を吐き出していたのよ…」

私の股下に置かれていた水色の布は、恥ずかしい告白に興奮して秘所から垂れ零した愛液を吸って青く染まっていたのでした…

ナオミさんは私の愛液で染まったブルーの布をお客様に見せて回りました…
嘲笑と侮蔑の言葉が渦巻く中、ナオミさんは私の許に…

「とんでもない変態ね… それでは面白いものを見せてあげるわ、あなたにも、お客さんにもね」
ナオミさんの合図を待っていたかのように、フロアの壁に備え付けられていた複数のディスプレイが白い光を放ちました…そして発光が収まるとモザイク状に見えていた画像がまとまり始め、ピントが落ち着き…そこに映し出されたのは…一枚の絵画でした…

「!? いやぁぁぁっ!」

私は錯乱しました…

ディスプレイに映し出されたのは一枚の絵画…そこには素肌にスリップ1枚を纏い、ドミニク・アングルの描いた「泉」のを模したポージングをしている、化粧っ気のない少女 〜数年前の私〜 が描かれていました…

https://stat.ameba.jp/user_images/20180609/05/myessay/95/d5/j/o1000165814207517936.jpg

「どうして!?どうしてこの絵を!?」
駆け引きを知らなかった私…端から見れば「モデルは自分だ」と告白しているとしか捉えられてしまうというのに 私は色を失って悩乱していました…


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