劇場版シリーズ第26作となる『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』を見て来ました。映画のクレヨンしんちゃんを劇場で見るのは久しぶりです。
コロナの影響で4か月遅れの公開となりました。
【物語】
天空に浮かぶ王国”ラクガキングダム”は、地上の人びとの落書きによるエネルギーで成り立っていたが、落書きが減ったため存亡の危機に瀕していた。クーデターを起こした防衛大臣によって国王が軟禁されるが、王女の機転により、王国の秘宝”ミラクルクレヨン”は地上(春日部市)へと難を逃れる。そのクレヨンは、伝説の勇者だけが使うことができる秘宝であった。
クレヨンを手にしたしんのすけ(声:小林由美子)は、侵攻してきた王国の兵士たちによって町の人びとが壁や床に閉じ込められるのを目の当たりにし、戦う決意をする。
…バランスのよい泣きと笑いがあり、クライマックスに向けて疾走するカタルシスもあり、嫌味のない感動もあって、非常に面白い映画でした。
しんのすけが魔法のクレヨンによって落書きから実体化させたキャラクターみんなに見せ場があり、泣かせて笑わせてくれます。
熱心に全作品劇場で見ているシリーズではありませんが、子どもが見ても大人が見ても、両方の鑑賞に耐えうるのが映画クレヨンしんちゃんの特徴。今回の新作では、その特徴が十分に生かされています。
★★★★。
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