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2020年06月19日22:08

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ロバート・ダウニーJr.をもってしても… 『ドクター・ドリトル』

ロバート・ダウニーJr.は、現代ハリウッドを代表する俳優のひとりですが、その彼をもってしても『ドクター・ドリトル』は残念作に終わってしまったようです。

60年代にレックス・ハリスン、90年代にエディ・マーフィが演じたドリトル先生の最新作『ドクター・ドリトル』を見て来ました。


【物語】
19世紀のイングランド。動物と会話ができる獣医ドリトル先生(ロバート・ダウニーJr.)は、妻を亡くしたことから世捨て人のような暮らしをしていたが、女王陛下が急病で倒れたことを伝えられ、治療薬を探す冒険の旅に出る。しかし、女王の暗殺をもくろむトーマス卿(ジム・ブロードベント)の差し金で、ドリトル先生のかつてのライバル、マッドフライ教授(マイケル・シーン)が執拗に邪魔をしてくる。


…ヒュー・ロフティング原作、井伏鱒二・訳の原作をかつて何度も読みました。
原作者自らによる挿絵の印象も強く、最初にレックス・ハリスン主演の映画版(1967)を見た時から違和感がありました。これは名作文学の映画化にはよくあることです。

今回のロバート・ダウニーJr.版は、彼がガイ・リッチー監督と組んだ『シャーロック・ホームズ』2作と同様、かなりアレンジを加えた新解釈版です。VFXをふんだんに使い、派手なアクションが目白押しの最新大作に仕上がっています。原作のほのぼのとした面白さは完全に消え去っています。

ロバート・ダウニーJr.のドリトル先生は神経質で、亡き妻の面影に埋もれてしまっているという設定。そもそも妻がいるドリトル先生というのが意外ですが、演じるダウニーJr.の力で、その点には違和感は感じられませんでした。

第二班監督にサイモン・クレーン、VFXにジョン・ダイクストラという大ベテランがせっかく参加していても、脚本が原作者へのリスペクトを忘れてしまっていては駄目です。最初から子ども向け映画として作るのではなく、子どもも楽しめる大人の映画を目指すべきでした。

★★★。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年06月20日 21:15
    >子どもも楽しめる大人の映画を目指すべきでした

    そういう映画が多くなりました。昔は、大人と子供が一緒に楽しめたのに。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年06月21日 01:37
    > まあくんのパパさん。
    大半のお子様や観客の皆さんは喜んで見るのでしょうが…惜しかったです。

mixiユーザー

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