英国のＴＶシリーズをアメリカに置き換えて映画化したサスペンス・アクション『ライブリポート』を見て来ました。
正直、映画館に置いてあったチラシを見るまで存在を知らなかった映画。案の定のＢ級映画でしたが、意外な感動もあり、大いに楽しめました。
【物語】
警官のペニー（ｱｰﾛﾝ･ｴｯｶｰﾄ）は、待機中の身でありながら、たまたま追い詰めた容疑者の男を射殺する。男は警察署長の娘を誘拐した犯人であり、娘の居所は犯人しか知らないと思われていことから、ペニーは職を解かれてしまう。
現場に居合わせたSNSリポーターのエイヴァ（ｺｰﾄﾆｰ･ｲｰﾄﾝ）は、独力で娘を探そうとするペニーに協力を申し出て、捜査の模様をライブ配信しながら事件の真相に迫る。
…上映時間99分、劇中で誘拐された娘が死ぬと宣告された時間まで64分。ちょっとやりすぎ感はあるものの、怒涛の展開が息をつかせぬノンストップ映画です。
はみだし者の警官とYOUTUBERのような女の子のバディ・ムービーとしても面白く、動画の視聴者が参加してのクライマックスは感動的でもありました。
主人公の警官が白人のアーロン・エッカートで、黒人の少年と仲良しというのは、世相の逆を行くようでしたが、現職警官の汚職にも触れられており、警察組織が市民から信頼されていないなど、やや時代を反映したような描写も見られます。
とはいえ何も考えずに一気に楽しむエンターテインメント映画です。見ている方としてはそれで充分でした。★★★★。
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