2年前にネットで見かけ『これは斬新!』と思って、ブログ主の方に問いかけさせてもらった記事がありました。
【FCR専用SEPベアリングガイド1 】
http://ameblo.jp/heppoko91/entry-11573106440.html
その当時『これを販売していただけないでしょうか?』と問い合わせてみましたが、試作段階でテストもしていないから販売できません...。と、丁重にお断りされました
それで、先月の話。 PCのメールフォルダに見慣れない方からのメールが届いていて開いてみたら...。
【FCR用SEPベアリングガイドが完成しましたので、購入意思がまだあるか確認させてください】と! 2年以上前の問い合わせを覚えていてくれた事に衝撃w
もちろん2セットほど即注文!
届いたのがこちら!
この『SEP』という材質ですが、『スーパー(S)エンジニア(E)プラスチック(P)』という分野の『PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)』という材質らしく、非常に高価だそうです。
*****詳しくはコチラを見てみてください↓*****
【FCR専用SEPベアリングガイド2】
http://ameblo.jp/heppoko91/entry-11576697662.html
【FCR専用SEPベアリングガイド3 】
http://ameblo.jp/heppoko91/entry-11901258719.html
【SEPベアリングガイド初期ロット販売開始】
http://ameblo.jp/heppoko91/entry-12094194674.html
FCRの宿命とも言える『ボディ内部の段付き摩耗』
今までですとホイールの大径化で対応しているのがほとんどでしたが、摩耗度合によっては引っ掛かりの症状が出たり、さらにボディの摩耗が進んだりと、その場しのぎ感が否めませんでした。
ここの部分です
そこを解消してくれるパーツということで、FCRの延命化が図れるものとなってます♪ 最近はFCRの新品も値上がりしたばかりですしね
作業としてはまず スロットルバルブをボディから取り出します
この部分です
ガイドローラーをスロットルバルブから取り外します
指で強めに引っ張れば外れるものです。
もともと3ヶ所だけベアリングが内臓されてますので、残る1ヶ所にベアリングを新規で追加する作業です。(キットの中にピン圧入済みの交換用ベアリングが付属してますので、それと既存のステンレスピンを差し替える作業です)
交換作業に入りましたが、スロットルバルブに残ったシャフトを抜こうにもサビで固着してて外れません...
ヒートガンでガンガン炙ろうが、何をどうやってもぴくりともしないステンレスピン(汗)
ここに使用されているベアリングには【NTN 623ZA(両面シールド)】という刻印が打たれています。
ただ、この品番をネット検索しても詳細が出てこないので【NTN 623ZZ(両面シールド)】という品番に変わったのかもしれません
ということで、623ZZのベアリングを購入(1個300円弱)
仕方ないので現状のまま試行錯誤しまして
ベアリング4個状態になりました♪
おかげさまで、小径ベアリングからの極小ピン抜き&圧入の技術を習得(笑)
あとはボディにSEPベアリングガイドをインストールしまして
むふふ
完成!!!
かなりいい感じです♪
インジェクション化が進む世の中ですので、キャブレターの生産数が減っていくのが予測されますよね
だからこそ末永く使用するための準備としては良いアイテムが誕生してくれたと感じています
さて次は、、、
バラバラになってるキミの化粧直しの番だ!w
【共立工芸HP】
http://www.k-r-k.co.jp/fcr
ログインしてコメントを確認・投稿する