高齢者ドライバーの事故に思うこと

先月、スーパーの駐車場に停車中のこと。
隣の駐車スペースに停めようとバックしてきた普通車。
明らかに斜めに下がってきて、うちの車の側面にこすって停車。
再び前に出して切り返して横に並ぶ。
車を降りて、相手の運転席の窓をノック。
運転していたのは、60代くらいの婆さん。

私「今、車をこすりましたよ」
相手「こすりました？気付きませんでした」

いや、あんた接触したとき停まって前にだして切り返したでしょ。
気づいてないなら切り返さずにそのまま下げ続けるでしょ。
こっちが何も言わなかったらそのまま黙ってるつもりだったでしょ。

苛立ちながらも、連絡先を聞き、どうするかの話をすると「お金がなくて任意保険に入ってない。修理費用を出すから示談にしたい」と言い出した。
はぁ？
あんたが乗ってるの普通車でしょうが？
金がなくて保険に入れない人間が、維持費のかかる普通車を乗り回してるの？
今回は車の傷だけで済んだけど、対人だったらどうやって支払うつもりなの？
しかし、修理の見積りのために車を修理会社に持っていったとき聞いた話だと、任意保険に入ってない人はそれなりにいるらしい。
なので、自動車保険は相手が無保険だった場合の対応をサービスとして加えているところもある。

高齢者ドライバーのリスクは、事故を起こしやすいだけでなく、無保険ゆえに被害者が泣き寝入りになってしまう可能性が高いこともある。
ただでさえ、高齢者ドライバーは償える期間も少ない。

個人的には、一定の年齢を過ぎたドライバーは免許を強制返納すべきだと思う。
というより、こうして事故が起きるたびに高齢者ドライバーを許せない被害者が増えていくのだから、いずれそうなるでしょう。
だったら、少しでも早く実施すべきだと思う。


ーーーーー記事内容ーーーーー

バス事故 ドラレコに叫び声も
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5591346

神戸市中心部にあるJR三ノ宮駅前（同市中央区）で21日、市営バスが横断歩道の歩行者を次々とはね、男女2人が死亡、6人が重軽傷を負った事故で、バス側の信号が赤の状態で、低速で横断歩道に進入していたことが、捜査関係者への取材で判明した。バスに搭載されたドライブレコーダーに映っていた。現場に目立ったブレーキ痕は残っておらず、兵庫県警は何らかの事情で制御できなくなったとみて詳しく調べている。

　事故は21日午後2時ごろ発生。県警は自動車運転処罰法違反（過失致死）容疑で、運転していた市交通局職員、大野二巳雄（ふみお）容疑者（64）を逮捕した。大野容疑者は「ブレーキを踏んだ状態で発進しようとしたら、急発進した」と供述している。

　捜査関係者によると、バスは事故直前、横断歩道の進行方向手前（北側）約6メートルにあるバス停で乗客を降ろした。その後、バス停から進み始め、ゆっくりとしたスピードで横断歩道に進入。バスのドライブレコーダーにはこれらの様子が映っており、横断歩道に入る直前、大野容疑者のものとみられる、「わー」という叫び声も記録されていたという。

　バスは歩行者をはねた後もさらに数十メートル進み続け、進行方向右側の、駅の高架下にある中央分離帯に衝突する形で止まった。県警はドライブレコーダーの解析を急ぐ。

　市交通局によると、大野容疑者は糖尿病の持病があり、今月上旬に8日間入院した後、休暇を取り、18日に職場復帰した。就労可能との医師の診断書は提出されていたが、県警は大野容疑者の健康状態に問題がなかったかも引き続き調べる。【黒川優、黒詰拓也】


近畿運輸局が特別監査

　国土交通省近畿運輸局は22日、大野容疑者が所属していた神戸市交通局中央営業所に特別監査を実施した。運行管理や車両の点検状況を調べる。

　2人が犠牲になった事故現場にはこの日朝、花などが供えられ、通行人らが立ち止まり、手を合わせる姿もみられた。神戸市の久元喜造市長は市役所で報道陣の取材に応じ、「取り返しのつかない事故を起こし、申し訳ない」と謝罪、徹底的に原因を究明する考えを示した。【峰本浩二、井上元宏】

ーーーーー了ーーーーー

ーーーーー今月起きた別の事故ーーーーー

https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=5589270&media_id=2

東京都豊島区東池袋の都道で乗用車が暴走し母子が死亡した事故から一夜明けた20日、現場には多くの花束が手向けられていた。

　今回の事故は板橋区弥生町の無職、飯塚幸三さん（87）が運転する車が約150メートル暴走。自転車で横断歩道を渡っていた松永真菜さん（31）と長女莉子ちゃん（3）がはねられ死亡したほか、8人が重軽傷を負った。

　近くに住む福澤有希子さん（40）は、自転車の後ろに次女咲真愛（さまあ）ちゃん（4）を乗せて現場を訪れた。「小さい子供を持つ母親として、人ごととは思えない。家族とは青信号でも車が来ないか確認してから渡ろうと確認し合った」と話した。

　高齢ドライバーが起こした事故に、複雑な思いを重ねる人もいた。新宿区の男性会社員（72）は、事故の1時間前に現場を車で通りかかったという。「私は車がなければ仕事ができず収入を失ってしまうが、こういう事故が起きると、考えさせられる。いずれ運転免許の返納をしようと思う」と語った。【安藤いく子】

ーーーーー了ーーーーー