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日記一覧

どういうドキュメンタリーかと言うと、現代音楽のコンサートです。どんな音楽かと言うと8時間睡眠を取りながら聴く音楽で、その音楽会のドキュメンタリー。深夜11時すぎに始まって翌朝の7時半に演奏を終えます。それを見せながら、主催者たち、観客たちのイ

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日本公開が1971年12月4日だそうです。つまり僕は社会人一年生で、大学生の時代に比べて映画に割ける時間が極端に少なくなっていました。まだ土曜日が休日じゃなかったし、9時から20時まで仕事という感じでした。←ということで、見逃していて当然というアリ

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シドニー・ルメット監督による刑事物で、ショーン・コネリーが主役ですが、日本未公開でした。その前に同じシドニー・ルメット監督の「盗聴作戦」があり、コネリー=007という興行的神通力が落ちていた時期の作品なので無理ないところか。しかし僕は、この

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字幕の中にも一度ならず“ヒッチコック”と出てきますが、無視したほうがいいと思います。つまりヒッチコックは、観客を神の位置において映画を作った見事なプロフェッショナル映画監督ですが、この映画は冷静に事件を見つめることなく、あるシングルマザーが

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第二次大戦中にナチスの女スパイとして祖国を裏切っていたノルウェーの女優が、実は二重スパイで祖国の味方だったという実話の映画化です。ノルウェーで売出し中の女優ソニア・ヴィーゲット(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)が、ナチスが侵攻してきて国家弁務

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日本公開は1964年10月27日だそうです。はい、東京オリンピックが終わってすぐですから、1億国民のほとんどが映画館に注目していない時期でしょう。僕は1967年に「モダン・ミリー」を見るまで、ジョージ・ロイ・ヒル監督作を見たことがありません。我々映画仲

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まず、ネタバレ全開で書きますから、未見の方は見たあとでお読みください。この作品がアカデミー作品賞候補になった(全6部門ノミネートです)ということが、「夜の大捜査線」の作品賞受賞のように、ロサンゼルスの黒人居住区で暴動が起こったことへの“配慮”

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緊急事態宣言が明けた3月22日夜、我々は国分寺で会議を開き、ミスター・ピンクこと池島ゆたか監督を主役にした映画に関するトークショーを企画しました。ということで、その企画書をお読みください。とりあえず第1回目として、僕が歩いてでも行ける武蔵小山

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マイミクの森山茂雄監督が今年の1月に“今読んでる本”として書名を挙げておられたので、僕も図書館で検索したらすぐ借りられたので読みました。とはいえ膨大な内容ですから、2月2日に借りてから読了まで、8週間かかってしまいました。最近は、読書に専念

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たしかに、ルキノ・ヴィスコンティ、マウロ・ボロニーニ、ピエル・パオロ・パゾリーニ、フランコ・ロッシ、ヴィットリオ・デ・シーカと5人の名前を並べられると、“映画検定”の試験を受けようかという人なら“名匠・巨匠”だと判断するでしょう。僕なんかは

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主役が「007」のマネーペニー役でおなじみのナオミ・ハリスだったので見ました。題名はローリング・ストーンズのアルバムとは無関係です。たまたまストーンズがアルバムを発売して半年後ぐらいにナオミ・ハリスが生まれたという事実だけ(笑)。←これって“

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ニューヨークのマンハッタンにおける都市計画が摩天楼を生み、僕にはそれが近代国家の象徴に見えたのでした。だから詩人の飯島耕一氏が映画「ウエスト・サイド物語」を評して、“あんなものは巨大なビルに直面した程度の感慨しかない”と言い切った意味が分か

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グリンダ・チャーダ監督は「ベッカムに恋して」という青春ドラマが気に入ってます。このとき見初めたキーラ・ナイトレイについては、熱が冷めた今なにも語る気がしませんが、グリンダ・チャーダ監督は「英国総督 最後の家」(2017)があったので、機会があれば

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サッカーなど、いろんなスポーツが男子と女子に分かれている中、野球だけはなかなか女子野球が一般化していないようです。そこに目をつけて、韓国野球で1997年に注目を集めた女性選手の物語をアレンジした映画らしい。最初に“韓国では1996年までプロ野球に女

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FBの友人が“フェリーニ作品をあまり見ていない”と言うもので、“ヌーベルバーグ直前のヨーロッパ映画界を牽引した監督を知らないのは勉強不足”と決めつけてしまったのですが、その彼が僕と会ったその足で文芸坐へ駆けつけて「甘い生活」を見たそうです。そ

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監督が、1990年代に僕のお気に入り女優だったレイチェル・グリフィスでした。この名前に反応する方、もっと前の席にお座りください。←林家三平(バケた元祖ですよ)だったら“この線からこっちの方、笑いが少ないから重点的にやります”というやつね。にもかか

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2017年07月10日の日記に書きました。その時初めて、アニメによるSFXをディズニー・プロが担当していたことを知ったわけですが、今回はロボットのロビー君を創造したロバート・キノシタという人物に興味を持ちました。なにしろこの映画のポスターは、プレミ

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原題は「Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile」です。元になったのは担当判事(この映画ではジョン・マルコビッチが演じています)の言葉で、"The crimes were extremely wicked, shockingly evil, vile, and the product of design to inflict a high

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物語はフィンランドの片田舎が舞台。地元民たちが集う食堂に中国人父子チャン(パク・ホンチュウ)とニウニウ(ルーカス・スワン)がやってきます。そして“フォントロンという人を知らないか?”と尋ねまわりますが、誰も知らない。たしかにこの町だと確信してい

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原題が「Bombshell(爆弾)」なのにスキャンダルつまり醜聞という平凡な題名で公開したのは、とてももったいないと僕は思います。放送局内でのセクシャル・ハラスメントを描いた爆弾であり、正面からセクハラを取り上げた実に真面目な映画なのですが、シャーリ

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2018年末に「真っ赤な星」で僕を落涙させた若手注目監督、井樫彩監督の新作です。喜び勇んでテアトル新宿へ出かけました。←と言いつつ、月曜日には雨が降ってたから一日ずらしたという軟弱さですが(汗)。物語は、高校卒業を控えた校内進路相談で、希望職種欄

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昨年公開時(2020年6月)に劇場公開されたようですが、見逃してしまいDVDで見ました。タイトルバックの極彩色の洪水を見ると、劇場で見たかったなとは思います。DVDでこの感覚、ゴージャスでうっとりしてしまいました。そう感じなかった方には、この映画とお

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フェリーニの「道」(1954)が1957年のアカデミー外国語映画賞を受賞し、その年の5月に日本で公開されます。そして同じ5月にカンヌ映画祭でジュリエッタ・マシーナが「カビリアの夜」で主演女優賞を取り、11月にこの「カビリアの夜」が日本公開されました。当時

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公開当時に“僕が行ける”映画館でやっていたけど、またぞろ天才チェス少年の話かよとパスしていました。でもFBの友人が“グッドな部分がある”と言ってたから、契約中の有料BSで放送したから録画しておきました。2月のアタマに録画していたのに今ごろ見

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マイク・ニューウェルという監督さんは、今だと「ハリ・ポタ」を監督した人として知られているかもしれませんが、僕にはジョニー・デップが潜入捜査官を演じた「フェイク」があり、その後に「狂っちゃいないぜ」と「ハイ・フィデリティ」という映画があります

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HBOの全6回シリーズです。監督がスザンネ・ビアだから見ましたが、そろそろこの監督を見限ろうかと感じています。HBOなので、1時間前後の正味時間で6回となります。50分をわずかに切る回もあれば、67分という回もある。とりあえず連続物でして、各話

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久しぶりに、オーソドックスなドキュメンタリーを見た気がします。僕は、太平洋戦争以前に、フィリピンへ移住していた日本人が3万人もいたことを知りませんでした。太平洋戦争と同時くらいに、大東亜共栄圏という概念で帝国主義的侵略を始めたのだと理解して

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ようやくDVDで見直すことができました。それにしてもこの宅配レンタル、住所変更してから再開したのに旧住所に配達するって、なんでやねん?それはともかく、見たい映画を見たい時間に見られるのは便利です。なら配信で見ろよ?←なんか“ブツ”を手にして鑑

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恥ずかしながら、昨年の封切りでは見ませんでした。そして1月3日のスターチャンネルでの放送を録画しながらも、昨日まで見もしませんでした。主演女優が僕には今では魅力的ではないキライニ・ナットレイですから、放置したのも当然です。でもギャビン・フッ

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僕は2018年11月にアメリカで見たのでした。新装なったばかりのサンタモニカのレムリ劇場で。今回はスターチャンネルでの鑑賞です。WOWOWではだいぶ前に放送していたと思うけど、これは東北新社配給ではないからスターチャンネルだと遅い。見たときに結構

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