mixiユーザー(id:6327611)

日記一覧

「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」(2019)と二本立てで、キネカ大森で見ました。緊急事態宣言下でしたが、入場制限をしての上映だったのかな。2本目が始まるときに数えたら総席数63に対して30人は入っていました。2本見て帰ろうとすると、次の入場者が

続きを読む

マーティン・スコセッシらが制作した、ザ・バンドのドキュメンタリーです。なぜかimdbには1:1.85のアメリカン・ビスタと表記されていますが、僕がキネカ大森で見たのは1:1.66のヨーロピアン・ビスタでした。冒頭のクレジットでフィルム傷が出た瞬間、“や

続きを読む

「勝手にしやがれ」でインタビューされる映画監督として登場するジャン・ピエール・メルヴィル監督は、撮影スタジオを所有していたことからヌーベルバーグの連中とつきあいがあったと「ジャン・ピエール・メルヴィルの映画人生」というインタビュー本にありま

続きを読む

主演が“世界のB・B”ブリジット・バルドーで、彼女のヌード姿がシネマスコープの大画面に鮮やかなテクニカラーで映し出されます。映画女優が“セックス・シンボル”として映画を彩った見本であり、映画史に残るヒット作となりました。それ以上の“理屈”が

続きを読む

いろいろ残念な受賞です。いちばん気がかりなのは、「ノマドランド」の“遊牧民”たちを開拓時代のフロンティアになぞらえて賛美している輩が多いことです。僕はロシアのプーチンという独裁者に与するわけでも、中華思想に与するわけでもありませんが、あの映

続きを読む

1967年の作品ですが、そろそろゴダールの映画を劇場公開するという配給会社がなくなりつつある時期でした。たしか初上映は草月が映画祭を行い、その中の目玉商品だったと思います。大阪では関電ホールというホールで上映したのだったと思います。2010年にWO

続きを読む

まず映画の制作年度について確認しておきます。imdbによるとフランスのパリで1960年3月に最初に公開され、その年の5月にカンヌ映画祭で上映されたようです。にもかかわらず制作年度を1959年と記載している文献があるのは、1959年に撮影完了していたからだと考

続きを読む

ほんと、どうでもえー映画です。無理して時間を割く映画ではありません。こんな映画に3時間以上費やすのだったら、同じ時間で「The Disappearance of Eleanor Rigby: Her」(2013)と「The Disappearance of Eleanor Rigby: Him」(2013)を見たほうが(見直した

続きを読む

NHK-BSで再放送していたので、娯楽を求めて見たら少し裏切られました。まず画面サイズが1:1.66のようで、16:9のテレビ画面だと左右に黒味が出ます。アメリカンビスタだと上下に黒味が薄く出るだけなのに、なぜヨーロッパ・ビスタなんだろ。詳しい事情をご

続きを読む

たまたま109シネマズ木場で上映していたから見ることができました。やはり細かく調べて映画を見ないといけませんねぇ。見逃すところやんか。ジェシカ・チャステインとジェス・ワイクスラーが姉妹を演じる映画ですよ。ネッド・ベンソン監督の「ラブ・ストーリ

続きを読む

僕は幼いころからアニメに魅了されていたと思います。何より動くはずがない物が動くというだけで面白かった。いちおう小学生低学年のころから、実写とアニメ(当時は漫画映画か動画と表現していました)の区別はついたわけです。だからソウル・バスの担当したア

続きを読む

日本版のポスターをきちんと読まずに見たのが功を奏しました。「ザ・スイッチ」というから、何かのスイッチを押すという話だと思い込んだのです。そしたら別の意味でした。僕は「パラノーマルなんたら」というシリーズに興味がないので、全く無視してきました

続きを読む

どうしてこんな映画を見たかと言うと、池島ゆたか監督がこの映画からヒントを得て「こち★てん こちら天国株式会社」という作品を作っていたからです。そちらはピンク映画で、映画そのものは“18禁”ですが、一般に公開しても大丈夫な内容で書きます。ただし

続きを読む

サンダンス映画祭に出品され、過去最高の金額で売れた作品だそうです。なんでも1750万ドルと69セントで売れたそうで、過去の記録を69セント上回ったとか。このジョークみたいな話がピッタリするマンガ劇でした。ヒロインのサラを演じるクリスティン・ミリオテ

続きを読む

再放送されてた「誰もが知る名作映画 驚きのタイトル誕生秘話を大公開!」という回を途中から見まして、「ローマの休日」の原題「Roman Holliday」という言葉の意味を初めて知りました。ローマでの休日という意味だと“Holliday in Rome”となるわけですが、

続きを読む

「トムとジェリー」という文字通り“最低の出来”を見てしまうと、そこから先は上昇しかないということなのでしょうか? 「21ブリッジ」に続いて見たこの作品が、なかなかのものでした。ダン・フォーゲルマンの監督作は初めてですが、アルフォンソ・ゴメス

続きを読む

ニューヨークのマンハッタン島には、21も橋がかかっているんですね。それ以外に地下トンネルもあります。1955年にジョセフ・ペヴニー監督で「六つの橋を渡る男」という作品がありました。あのころは6つ? 三本立て55円(大人料金ね。小学生の僕は30円だった

続きを読む

僕は吹替版が嫌いなのですが、109シネマズ系では吹替版しか上映していないようなので、我慢して見ました。吹き替えだとセリフのイントネーションや誇張具合がダメなことが多いからですが、面白い映画なら吹き替えでも面白い。これは「エンジェル・ウォーズ」

続きを読む

5月5日(祝日)に、待ち望んだ(僕だけ?)トークショーが行われます。ふるってご予約ください。よろしくお願い申し上げます。当初ご案内した上演時間が、コロナ対策による都の要請で早まりました。午後5時開場、5時半開演となります。会場は武蔵小山アゲイン

続きを読む

僕は昔、映画の主役が離れ業も含めすべてスターが演じていると信じていました。しかし小学三年生くらいのときに、“あれはスタントマンがやっているんだ”と兄に訳知り顔で言われ、すごくがっかりしたものです。それから僕はアクション映画に興味がなくなり、

続きを読む

先日NHKの「BS世界のドキュメンタリー」で「真夜中の家族 〜密着 メキシコ民間救急車〜」と題し、46分番組として放送した作品のフルサイズ劇場版です。僕は放送を見ていないので、スコープサイズの画面が16:9にトリミングされていたのかどうかも分か

続きを読む

マイミクさん主催の勉強会で「ゲット・ショーティ」が選ばれました。僕はこの映画が大好きです。その理由は、映画が面白いからと言うだけではありません。冒頭、マイアミとして映し出される街の光景がサンタモニカだったのです。1995年の作品でして、日本では

続きを読む

2019年の11月に書いた日記では、公開前ということでネタバレしないように日記を書きました。今回はDVDも発売されて結構経つから、ネタバレがあってもいいと考えて書きます。ということで未見の方は読まないほうがいいかも。って、今まだ見ていない人は、どう

続きを読む

フィリダ・ロイドという監督の映画は、「マンマ・ミーア!」(2008)と「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(2011)を見ています。前者ではABBAの音楽をいい音で楽しみ、後者ではサッチャー政権の本質が描かれなかった不満がありました。今回は、主演女

続きを読む

僕はSEGAのゲーム機には縁がなく、ソニック・ザ・ヘッジホッグについては、F1のスポンサーとして名前を知っているだけです。そのテレビゲームのキャラをCGIで動かした映画を見たのは、一応見てやっぺみたいなスケベ心でした。とりあえずこの“お子様

続きを読む

監督の名前はFrelle Petersenですが、配給会社の公式ホームページでカタカナ表記がフラレ・ピーダセンとなっているので、それに従います。この作品に第32回東京国際映画祭がグランプリを与えたという事実は、かつて同映画祭が、映画祭を開きながら“グランプ

続きを読む

なぜこんな映画を見たかと言うと、かつて「デスパレートな妻たち」というアメリカ製テレビドラマがありまして、ベタで下世話な話に辟易としながらも、テレビなら我慢できる“そこそこ”の女優陣を楽しんだ(1シーズンもたなかったけど)名残です。ポスターの図

続きを読む

はい、もう現実の暮らしが苦しくて、少しでも笑いをほしいという方。あるいは、この絶望的なコロナ禍を、笑い飛ばして、あっけらかんと過ごしたいという方。残念ですが、そういう映画はこの世に存在しないと思います。どうか、映画以外のもので気を紛らわせて

続きを読む

1969年に「イージーライダー」が登場して、僕はハリウッド映画とは違った方向のアメリカン・ニューシネマへと傾倒していきました。そして社会人となり、少し映画から遠のいた時期に見たのが、バート・レイノルズとカトリーヌ・ドヌーヴ主演で刑事物というこの

続きを読む

この邦題で、ジェラルド・暑苦し男・バトラー主演ですから、1950年代のハリウッド娯楽映画の味を知っている映画ファンには不向きな映画です。つまり邦題に対して“どこが完全やねん”と怒り新党(あ、夏目ちゃんの結婚話につられてもた)になるのは目に見えてい

続きを読む