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2019年09月20日06:20

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こんな映画を大金かけて作ってるヤツは、チコちゃんに叱られてこい! ジョシュア・ローガン監督「ペンチャー・ワゴン」(1969)。

このミュージカルは、D−150という大型映画ということで、新宿プラザ劇場と阪急プラザ劇場でロードショーされたと記憶しています。当時、大阪の映画館ならほとんど顔パスで入れた僕ですが、阪急プラザ劇場だけはダメでした。だから「パットン大戦車軍団」も公開時には見ていません。←金を払えば見られるんだから払えばいいだけですが、それをしないどケチ人間なもので。

で、なかなかテレビ放送もされないから、先日(と言っても1年半以上前でした!)アマゾンでポチッてしまった作品です。そのうえアタマ10分か20分見て、それっきりでした。今回は「サッドヒルを掘り返せ」で、イーストウッドが映画ファンに対して親切な姿を見せたことから、こちらもそれ相応に出演作を扱おうと思ったわけです。

物語は、1949年のカリフォルニアにおけるゴールドラッシュを背景にしています。金鉱探しをしていたベン・ラムソン(リー・マーヴィン)が、農夫一行の幌馬車が崖から落ちるのを目撃、いち早く現場に駆けつけ兄(クリント・イーストウッド)を救出したものの、弟は亡くなってしまいます。そこでベンが墓穴を掘るのですが、そこに砂金が、という展開。

音楽は「マイ・フェア・レディ」などのアラン・ジェイ・ラーナーなので、ハーフトーキングの曲でも耳になじみやすい。てなわけで、男社会の“名無し町(No-name City)”にモルモン教の夫婦(一夫多妻、この場合は2人の妻)がやってきて、一夫一婦制の町人から異議が起こる。そして若い方のエリザベス(ジーン・セバーグ)が競りにかけられます。なんちゅうハナシや。

なにしろアンディ・サーキス監督の「ブレス」という作品で、リー・マーヴィンの歌声に感心していた僕ですが、このオリジナルには感心しません。パディ・チャイエフスキーが脚本に噛んでいる部分でしょう、“モルモン教の男には多妻が許されるのに、なぜ女に多夫が許されないのか”とエリザベスが問いかける第一部のラストは、いちおう感心しました。

しかしインターミッションの4分間の間奏曲以降、僕にはアホらしくてつきあいきれません。とりわけ、町中にトンネルを張り巡らせたせいで、町中の建物が崩壊するという“見せ場”はなんじゃい! せっかく70ミリ(ブローアップでも、パナビジョン・クオリティじゃ!)のロケ効果を楽しませながら、大掛かりなセットを壊して何がおもしろいねん。ドリフターズのテレビ番組とはちゃうねんで!

監督のジョシュア・ローガンには“老眼鏡、貸したろか?”という言葉を謹呈します。これは僕の発案ではなく、南海・阪急戦を見に行ったときに阪急の応援団がのたまった言葉です。ついでにケント・ハドリ選手には“見当外れ”との名言がありました。←なにせ観客は外野席を含めても2000人程度ですから、野次がよう聞こえる。

でもって、ラストに6分間のイグジット・ミュージック(終曲)がついていて、2時間44分のランニング・タイムですが、正味は2時間34分でした。←序曲はついてません。カットしたんでしょう。でも公開当時のバージョンでは、イーストウッドやリー・マーヴィンのソロ曲をカットしたらしいけど、それはちゃんとありました。

ということで、70ミリで見なおせるなら別ですが、DVDレベルでこの映画を見るのはお勧めしません。そんな暇があれば、撮影のウィリアム・フレーカーが監督した「モンテ・ウォルシュ」をご覧ください。ジーン・セバーグ(撮影当時30歳!)もいいけど、ジャンヌ・モローの貫禄もええからねぇ。
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