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日記一覧

そもそも“日本のアニメ”に疎い僕が、手を出したことそのものが失敗でしょう。原作が“2015年の本屋大賞に輝いた上橋菜穂子のベストセラー小説”なので、その世界を守っている方々には“門外漢が何を言う”としか映らないのを覚悟で書いています。結論から言

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マイケル・サーン監督には「ジョアンナ」(1968)という、なかなか“かわいい”映画があり、僕は好感をもって「マイラ」を待ちわびたわけです。しかし11月28日という年末の、“スプラッシュ”(捨て番組)公開でした。←大阪では梅田地下劇場でしたから東京はニュ

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“満何歳”という言い方は、“誕生日の前日が終了した時点”で決定するそうです。つまり僕は、姉と兄が昼飯時に草花採りに出ていたころだったそうですから、昼頃にならないと満77歳にならない、ということではないそうな。←マイミクのこうげつさんに教えてい

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先日「映画はアリスから始まった」というドキュメンタリーを見て、初めてアリス・ギィ・ブラシェという女性がいたことを知りました。映画というものがフランスで生まれ(つまり劇場で上映された映画館方式はフランスが世界初です)、撮影機材の会社を経営してい

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日記を検索したら、僕は2009年に見ています。制作年度が1996年ですから、その時点ですでに13年前の映画。今じゃ30年近く前。僕は「モンタナの風に抱かれて」でスカ・ジョが好きになり、けっこう追いかけました。彼女が“出世”してコミック原作のブロックバス

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2022年の11月に劇場で見て、いたく気に入った映画です。僕はその年のベストテン5位に置きました。なによりも、自然の湿原を舞台に“自然児”の生き様を謳歌するあたりがすばらしい。自然を持ち上げるからいいのではなく、空を飛ぶ鳥を追跡撮影するなど、細か

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フランス製のアニメと言うと、僕はポール・グリモーの「王と鳥」(初回公開時は「やぶにらみの暴君」)を思い出します。そんな古典を持ち出さなくても、「ペルセポリス」(2007)や「minuscule ミニスキュル 〜小さなムシの物語〜」(2006)というテレビ物もあり

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イタリアのどこか、風光明媚な小さな町の丘の上にある、小さな本屋さんを舞台にした日常を淡々と綴る映画でした。本屋さんを営む老人リベロ(レモ・ジローネ)は、ブルキナファソから来た少年エシエン(ディディー・ローレンツ・チュンブ)が本に興味を持っている

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そもそも僕はホラー映画が嫌いなので、こういう映画には手を出さないはずでした。でも、いつもの“出来心”というやつで、ついレンタルしてしまったのですよ。プロデューサーが「ノコギリ」たら言うシリーズ物の監督で、彼が「ワイルド・スピード」というB級

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2024年1月5日の初回放送を見逃していたので、今回の再放送版を見ました。imdbによると上映時間は95分とあります(オールシネマ・オンラインでは97分)。僕が見たNHKでの再放送版は、前編ラストの“次回予告”と後編トップの“前回のあらまし”を除くと92分

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僕たちの中学は、ひとクラス48人、2クラス構成でしたから96人でスタートしました。そして1人がお父さんの転勤の都合で高校から東京に転校し、高校から新たに5名の同級生が加わり100人となったわけです。もうひとり、結核を患って同時に卒業できなかった人

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今回奈良で泊まったホテルはワシントンプラザと言い、僕には初めてのホテルでした。JR奈良駅から歩いて5分かかるかどうか。地図を見てそれを知ったので、新幹線からJR西日本大和路快速を使って奈良へ行くことにしました。以前は近鉄特急を使うと、丹波橋

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オペラというものに全く興味がない僕は、この映画をパスする予定でした。しかし劇場で映画を見ることが極端に減っている現状をなんとかしなくては、という意気込みで有楽町まで出かけたわけです。ピーター・ディンクレイジが主演というのも注目したポイント。

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もっと言えば、ここ2〜3年の間に見た新作日本映画(ドキュメンタリーは除く)の中では、最も好感が持てる映画でした。つまり「キネマ旬報」誌がベストワンにした「ドライブ・マイ・カー」とか「ケイコ、目を澄ませて」より、圧倒的に支持できる映画だというこ

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僕はブルース・リーの「燃えよドラゴン」が大ヒットしたとき、カンフー・アクションには冷淡でした。しかし息子が遊び友達に刺激されて“見たい”と言い始めたジャッキー・チェン作品は、結構楽しく見ました。コミカルなアクションに呆気にとられたわけです。

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やはり気になった映画は何でもかんでも録画しておくに限りますね。「恋人はアンバー」という映画が気に入ったのでデビッド・フレインという監督さんを調べてみたら、imdbにも詳しくは載っていませんでした。短編を6本と22分のテレビ・ドキュメンタリーを作っ

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僕はQRコードを携帯電話に入れて云々という作業すら出来ない、最新テクから遅れを取っている後期高齢者です。今週末から奈良へ行くためのチケットを発券しようとして恵比寿駅へ行き、自動券売機から発券を試みたのですが、予約確定メールにある“お問合せ番

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アル・ヤンコビックという名前を耳にしてLP「イート・イット」を思い出す人は、21世紀も1/4になろうとしている今日、人間として“絶滅危惧種”ではないかと想像します。←知らない人はWikiを参考にしてね。僕もすっかり忘れていたから、今回の映画に描かれ

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1995年に卒業するアイルランドの高校生たちを描いた青春映画です。父親が軍人で、その息子エディー(フィオン・オシェイ)は陸軍に入隊するのが当然として育てられていますが、自分がゲイであると気づいており、しかしそれを知られたくないと思っています。そし

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原題の「What's Love Got to Do with It?」にかすかな記憶があったのですが、2022年のこの映画を見ているはずはないので、キネカ大森の“二本立て上映”に駆けつけました。そしたらこの“What's Love Got to Do with It?”は、イギリスに住むインド人家族のオ

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マイミクの北京波さんが、日本に落とされた原爆の愛称を書いておられたので、そのまんまを原題にしたこの「シャドー・メーカーズ」を思い出しました。アメリカでは1989年に公開していますが、日本では1992年にビデオスルーです。おそらく「オッペンハイマー」

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なんでも“バーナード・ウェーバーのベストセラー児童文学”の映画化だそうです。そもそもベストセラーというものに興味がない僕なのに、おまけにこの年齢で児童文学なんか、全くお呼びじゃないのに見てしまいました。雨で出かける予定がパーになったせいでも

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本国ハンガリーで1970年12月に封切っているようです。東ドイツでは1975年5月公開。つまりベルリン映画祭で「アダプション/ある母と娘の記録」(1975)が金獅子賞をとってから東欧圏でも認められたようです。それでも今回の「ドント・クライ プリティ・ガール

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先日、ソウル・バスのタイトル集を一緒に鑑賞した3人のデザイナーたちと、パリのクレイジーホースで限定公演して話題を読んだ「FEU」というショーを鑑賞しました。これは間限定公演された、赤い靴底で有名なクリスティアン・ルブタンが企画したショーの再

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2024年3月9日の日記に書いたメーサーロシュ・マールタ監督(アメリカ的な表記にするとマルタ・メサロスですね)のことです。ハンガリーの監督さんで、1931年生まれだそうですから現在92歳ということになります。今回はCS局ザ・シネマが放送した5作品をすべ

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舞台は1957年のロンドンから始まり、第二次大戦の出征から戻らぬ夫を待つエイダ・ハリス(レスリー・マンビル)が主人公です。ハリスは幾つかの家の掃除人として生計を立てていますが、ある日ついに夫エディーが死亡したという連絡が届きます。その知らせを持っ

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そもそも僕は、猫好きではありますが、猫を題材にした映画はあんまり見ません。というのは大抵の作品が、“どや?かわいいやろ”とか“これを可愛いと思わんやつは人間ではない”という態度があからさまなもので。でも今回は、「猫と、とうさん」という題名な

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つまり「ケイコ 目を澄ませて」は思ったほどひどい作品ではなかったわけですが、この「夜明けまでバス停で」はダメでした。何がダメかと言うと、コロナ禍で居酒屋のバイト店員たちが次々解雇されるあたり、ペラペラと薄っぺらい社会批判を饒舌に説明してしま

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僕は三宅唱という方の映画を、日本映画専門チャンネルで放送した際にチラ見して、30分ルールで却下した記憶があります。ということでこの「ケイコ 目を澄まして」が劇場公開されたときにはパスしました。今回たまたまWOWOWで放送したので、契約料金のう

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僕はミニオンズのキャラが好きで、だからいろんな映画の巻頭に出てきて“映画の権利”を主張(言い訳?)するメッセージ部分ですら楽しく見ています。←日本の“映画泥棒メッセージ”の頭部カメラ男にはうんざりですけど。とは言うものの初めて見たのが2017年で

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