すごい位置合わせＰＲＯ〜「給与明細書」の作成〜（追記1）

https://open.mixi.jp/user/6292339/diary/1978183362 からの続きです。　

毎月の給与は、タイムカードからマイツールの給与計算の表にデータを入力し、セミオートで計算。税理士事務所のチェックを受けた後、各自宛「給与明細書」を作成する。従来は手書きだったが、「すごい位置合わせＰＲＯ」で印刷することにした。

【手順】
１．スキャナーから「給与明細書(４枚綴り)」の画像を取り込み、
「すごい位置合わせ」で入力枠(文字オブジェクト)を作成する。


※「支給額」の内、「基本給」＋「有給」＝／「小計」、
同様に「小計」＋「通勤」＝「支給計」の計算式の入力を行う。


「控除額」の内、「健康保険」＋「厚生年金」＋「介護保険」＝「社保計」、「社保計」＋「住民税」＝／「控除計」の計算式の入力を行う。


「支給計」▲「控除計」＝「差引支給額」の計算式の入力を行う。


２．別に、当該月の「給与計算」データを作成。

２−１．マイツールで作成した「給与計算一覧表」２枚。
ページのサイズをL=0031 C=0300、全ての列幅１０桁にする。


２−２．マイツールで作成した「給与計算一覧表」を縦横変換(ＴＲＰ)し、出力する「給与明細表」の体裁にする。


２−３．マイツールのＲＣ命令で、２枚の表を縦につなぎ、１枚の表にする。


２−４．クリップボードからタブ区切り形式のデータをExcelに取り込む。


２−５．「すごい位置合わせ」を起動し、[データ]タブから表データの読み込みを行う。


３．表データの当該部分をコピー、「給与明細書」画像の当該部分に"文字のみ"を張り付ける。これを繰り返して「給与明細書」を完成させ、印刷する。



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（追記1）　2023年08月05日（土）



年２回の賞与月の給料計算は、計算方法が複雑で注意を要する。

●賞与社会保険料の算出方法

直近の健康保険・厚生年金保険の保険料額表に記載されている料率の「折半」で計算する。


例えば、健康保険料の料率が１０．３６％の場合、従業員負担は、１０．３６％÷２。
介護保険料の料率は、１２．１８％▲１０．３６％＝１．８２％。従業員負担は、１．８２％÷２。
厚生年金保険料は、１８．３％÷２となる。


※小数点以下は「五捨六入」で端数処理を行う。

●賞与雇用保険料の算出方法

雇用保険料と同じ料率で、
令和５年度の場合、旅費交通費を含めた報酬額×６÷１０００となる。

●賞与源泉税の算出方法

前月の支給額(旅費交通費を除く)から社会保険料，雇用保険料を差し引いた金額と扶養人数から賞与の金額に乗ずべき率を求める。




賞与源泉税は、(賞与▲賞与社会保険料▲賞与雇用保険料)×賞与の金額に乗ずべき率　となる。

※小数点以下は「切り捨て」で端数処理を行う。