https://open.mixi.jp/user/6292339/diary/1973434166からの続きです。
楽曲のMQAストリーミング配信を行っている「TIDAL Hi-Fi」。
(写真は、WindowsのTIDALデスクトップアプリケーション。)
「TIDAL」は日本ではサービスを提供していないので、「カスペルスキーセキュアコネクション」のVPN (仮想サーバー) 機能を用いて利用登録を行った。
決済はクレジットカード。安全面を考えて「PayPal」経由で行った。
現在30日間 (2020年1月28日〜〃2月26日) のトライアル試聴中。
19.99ドル/月と、余程の円安にならない限り「mora qualitas」と大差ない費用。
収録されている楽曲のうち、[HiFi]は、44.1kHz/16ビット (CD音質) だが、[MASTER]は、「MQAフルデコーダー」が必須となるものの、通常は96kHz/24ビットで提供される。
ファイルの大きさは後述するMQA (Master Quality Authenticated) のおかげで、48kHz/24ビット程度で、「mora qualitas」の時のように、ネットが込み合う時間帯でも演奏が途中で"滞る"事は無い。「TIDAL Hi-Fi」は、対応DACユーザーにとって、なかなか魅力的なサービスといえそうだ。
【MQAのしくみ】
MQAはハイレゾの大きなデーターを、「オーディオ折り紙」と呼ばれる独自の手法でコンパクトにしている。
例えば、192kHzは96kHz、さらに48kHzへと折りたたまれている。
MQAファイルの見掛けの大きさは48kHz/24ビットあるいは、MQA-CDの場合は44kHz/16ビットになっている。
◆「MQAコアデコーダー」と「MQAレンダラー」
「Audirvana」や「Roon」、「TIDAL」デスクトップアプリケーションは、「MQAコアデコード(認証)」を行うソフトウェアを搭載し、折りたたまれた信号を1回展開して96kHz迄のハイレゾ信号に戻します。
(逆に言えば、96kHz迄のMQA音源であれば、コアデコードさえすれば非対応DACでも正しく再生されます。)
「MQAレンダラー」DACは、96kHzより上位のMQA音源について、さらに展開し、折り畳む前のオリジナル・フォーマットに戻します。
◆「MQAフルデコーダー」
「MQAフルデコーダー」は、単独で、MQA音源を認証してデコードできます。つまり、1回目の展開に加え2回目に折り畳まれた部分以降を完全に元のデータに戻すことができ、出力は折り畳む前のオリジナル・フォーマットになります。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(追記1) 2020年 2月23日(日)
課金されないうちに解約手続きを行いました。
service@account.tidal.comより、
「You have stopped yourTIDAL subscription」のメールが到着。
契約満了日の2月26日(水)までサービスを利用できるとの事です。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
(追記2) 2020年 5月13日(水)
以前も触れたが、TIDALはMQA形式でのハイレゾ音源ストリ―ミングサ―ビスを実施しており、我が家では、ノ―トPC+USB―DAC(Brooklyn DAC+)+パワ―アンプ(Accphase「E―480」のパワ―部)の構成で聴取できる。
但し、TIDAL Mastersを利用するにはTIDAL Premiumプラン(19.99ドル/月)の料金が必要。
今回、課金覚悟で再登録を行ったところ、口座から2,220円振替えられていた。
他の音楽ストリ―ミングサ―ビスに比べ割高感は否めない。
https://open.mixi.jp/user/6292339/diary/1975970113に続きます。
ログインしてコメントを確認・投稿する