数年前に購入した「BOSE WAVE RADIO / CD」(写真左)でCD再生ができなくなり、ボーズ株式会社サービスセンターに修理依頼したところ、
CDメカ故障(レーザー出力低下、再生不可)が確認されたものの、交換部品終了のため修理不能、さらにメイン基板回路も劣化しているとの事で、修理相当額(\29,400)にて、現行の後継モデル BOSE Wave Music System (写真右/\64,800)との機種交換の提案がありました。
BOSE Wave Music System はコンパクトなボディで重低音を再生するために、内部に1m以上の導波管が折りたたまれた状態で張り巡らされている。BOSE Wave Music System ではスピーカーユニットから導波管の出口、つまり低音の放出口までの長さが(最低周波数における)4分の1波長と同じ長さになっている。これは導波管の出口が音波の腹に相当する位置になっていることを意味します。導波管においてはスピーカーユニット側の端が固定端となるので、導波管の出口で音波の振幅が最大になる。つまりスピーカーユニットの振動は小さくても、出口において大きな音エネルギーを放出できるという効果が得られるというわけ。実際には中高音は折れ曲がった導波管により減衰するので、低音のみが導波管の出口から放出され重低音を再現することになります。
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