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2021年01月06日08:41

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とても高価な蓄電池

 市場に出ている家庭用蓄電池で得することは有り得ないと考えられます。
 蓄電池の価格が 1万円/kWh くらいに下がれば得するようになるかも知れません。

 蓄電池の価格が 20万円/kWh で、充放電可能回数が 1000回の場合、蓄電して使用する電力の価格は、元の電力の価格に充電器の費用として 200円/kWh が加わることになります。
 48円/kWh が 8円/kWh になるので 40円/kWh も下がるから損だと思い、蓄電池を設置して 200円/kWh も余分に掛けると電力の価格は 208円/kWh になります。

 平均家庭の電力消費は 10kWh/日程度なので、停電時に半日や一日くらい不自由しなくても良いようにと蓄電池を設置するなら、それは個々の判断でしょう。

 我が家はオール電化ですが、年間の電気代は 20万円に届きません。蓄電池が 200万円だと、我が家の 20年分の電気代よりも高額です。

※追伸
 メーカーの公表している充放電回数は 3000回から 15000回くらいになっているようなので、蓄電池の運用費用は上記の計算より下がりそうです。
 充電した電力の使用方法をよく考えましょう。専用のコンセントでしか使用できない場合は日常利用は困難で、蓄電池を活用できない可能性が高いです。
 太陽光発電の電力を充電して利用しようとしている場合、周日の充放電容量に注意しましょう。容量は、少な過ぎても多すぎても蓄電池を活用しきれません。

■家庭用の蓄電池、市場が急拡大 卒FITや災害対策で
(朝日新聞デジタル - 01月06日 08:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6367649
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