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2019年03月25日18:01

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あきらめろ(笑)!

■42歳で発達障害と診断された女性。「ほっとした」後にやってきた苦悩
(日刊SPA! - 03月25日 16:22)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=81&from=diary&id=5552768

発達障害の傾向がある人間は空気が読めないので、まわりにあわせようが合わせまいが浮いてしまってイジメられたり阻害されることが多いので、そういうモンだとあきらめるしかない気もします。
自分の中学時代、長野県岡谷東部中学校の話なんですが、
下校時に今村君という同級生が、「制服の上が無いよ」と探していて、
私は、たまたま自分の近くに今村君の制服があったのを発見して「今村君、ここにあるよ」
と渡してあげたら、周りの同級生連中から「てめえ、ふざけんな!余計なことしやがって!」とボコボコにされまして、そこで初めて今村君が仲間外れにされてイジメられていたことを悟り、つくづく俺って人間は状況判断能力が欠如した空気の読めない奴だよなと思いました。(今村くんの制服を隠して、困って探している反応を眺めて楽しんでいたんですな、今から考えると)

当時はKYという言葉はありませんでしたが、まあ状況判断能力に欠ける人間だったわけです。今もそうなんだけど。

大学生時代に一般教養で「心理学」をとる機会がありまして、そこで心理学の先生に中学時代の話をして、「周りの空気を読んで状況判断能力を鍛えるにはどのような心理的トレーニングが有効ですか?」などとバカ正直に質問したことがあります。思えば随分と純だったものですが。

その時心理学の先生から言われたのが「要領の良い悪いとか状況判断能力が優れている劣っているというのは生まれつき・先天的なもので、これは脳の感情などを司る前頭葉というところの問題。脳科学の分野に属する問題ですから、物忘れや運動神経などに個人差があるのと同じで本人の努力で治せるものじゃない。
臨床的には頭部外傷や脳卒中後の患者さんにみられ、最近では社会的認知能力などとも呼ばれ、身体的な麻痺は改善しても、社会的認知能力が問題で職場へ復帰できない患者が少なくありません。

“空気が読めない人”=病気だとは言いませんが、他の人よりも劣っているのは事実。
脳の問題ですから、他人から注意されても当人はどうしようもありませんので、改善は難しいでしょう。速く走れない人に『どうして君はそんなに足が遅いんだ!』と言うのと同じです。

残念ですが「そういうものだ」と思って諦めなさい」みたいなことを真顔で言われました。

悲しかったのですが、でも別の考え方をすれば今村君がイジメられているのを当時知っていて、自分も周りに合わせて今村君を仲間外れにしていたら、今頃もっと後悔していたかもしれないので、これは、これで良かったと思うようにしています。
ちなみに今村君は先年亡くなったのですが、知人の話では自殺だったらしく、あとその後に両親から教えてもらったのですが、今村君は朝鮮民族関係者だったとのことでした。
今村君があの時制服を隠されたりしていたのはそれも原因だったのか?もう分からないけど、少なくとも、あの時に一緒になって制服を隠したりすることに加担しなくて良かったと、改めて思います。
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