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2020年02月26日22:15

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佐藤タイジ@OneDrop

年末のこと。

何かの折に近くでいいライブやってないかなとネットで探したところ、「佐藤タイジLive」の文字を発見。
タイジのソロ?しかもあのワンドロップで?あそこって20人も入れば一杯なんじゃないの?

色々と疑問を抱えつつ、初めての電子チケットなるもので予約。当日はチケットの出し方を何度も練習しながら、あんまり練習しすぎてバッテリー切れたらどうしようとか、どうでもいいことに煩悶しながら開場時間まで待っていると、併設のコダマヘアーの店内にもじゃもじゃが1匹。

あ、タイジだ。

目が合ったので、ぺこっと会釈したら、向こうもぺこっとしながら満面の笑顔。

不気味なくらい昔と全く変わっていない。
初めて、というか今まで1度しか見たことはないのだけれど、それは多分20年以上前のこと。もうすぐ閉店となる熊本パルコの8F(WEGOがあるあたり)で行われたシアターブルックのフリーライブ。
その頃から2週間くらいしか経っていないように見える。

やがて開場時間となったのだけれど、わたくしの整理券番号(電子チケットにもこんなんあるのね)は2番。
がっつりステージ最前列を確保するも、客の数は10名程度だろうか。
逆に言うとこんな密接した空間で楽しめるとは何という贅沢。

ステージにはGibson J-200が2本。恐らく1本はサブだろう。
ということは、ギター1本での弾き語りか。
今日はKENKENが出てくるわけではなさそうだし。
エフェクターボードをちょっと覗かせてもらう。
ルーパーがあったので、なるほどこれは地味な弾き語りではないなと直感。
何故か同じBOSSのディレイが2台並んでいる。

1時間ほど経って開演。
ジミヘンみたいな恰好で出てきたタイジ。

1曲目はニューアルバムの「朝焼けのHumanity」だったと思う。

正直、最近の環境活動とか、その影響をモロに受けた作風があまり好みではなくて、この曲は最もそういったメッセージの強い感じの曲だったのだけれど、

滅茶苦茶カッコイイやんけ。

なるほどなあ、やっぱりライブって大事だなあ。当たり前のことだけど。

それにしても音作りがえげつなさすぎる。
ファズとディレイをぎゃんぎゃんに咬ませてルーパーに食わせ、それをバックにカッタウェイなど1フレットもないアコギで、指が届く限界のギリギリのフレットまで指を延ばしてソロを弾きまくる。

なぜ素直にレスポールにしない。

その後もニューアルバムの曲を中心に進み、その中でも一番好きな曲「星の彼方」。
イントロのリフをルーパーに食わせ、オートで流しながら

「このリフカッコよくね?」

確かに帰ってから聞き直してみたけど、アルバムで聴くとそこまで目立たない。
でも生で聴いた時のそのカッコよさときたら。
この曲Bメロ〜サビの流れが好きだったんだけど、Aメロまで大好きになってしまった。
にしても喋りが達者だなあ。関西人に見えるけど徳島人なのにな。別に徳島に知り合いがいるわけじゃないけど。

1時間ほど経った頃、
「ここからは・・・・・休憩ではありません。みなさん、アルコールを摂取してください。後半ノリノリですから今のうちにアルコールの血中濃度を高くして云々」
ということでインターバル。

後半はプリンスの「I Would Die 4U」や「Purple Rain」(ソロのあまりのえげつなさに1弦切れる)のカバーを挟みつつ終幕。

アンコールの拍手の後、先ほど切れた1弦を張りなおして再登場。
その1曲目は

「スローバラード」

実に圧巻だった。
「梅津さんから清志郎の次にいいのがタイジって言ってもらった」
とうれしそう。

ここでのギターソロも凄くて、この曲の途中で落としたピックをあとで本人に断っていただきました。

ただ、この曲が終わって

「ごめん。」

え?何が?

「さっき裏で話してたんだけど、これ撮影許可してSNSに挙げてもらおうと思ってたんだけど、言うの忘れてた。」

実に残念。許可が出ていればきっとお宝映像になっていただろうに。

というわけで撮影許可が下りたアンコール2曲目「昨日よりちょっと」



ライブ終了後、CDを買い求めたら、サインしてもらい、握手と写真でお別れ。

実はワンドロップは2回目らしくて、去年よりすごく音がよくなってたらしい。(ツイッターでも言ってた。)

来年も来てくれたら行くな。

ちなみにワンドロップ、来月は大沢誉志幸が来ます。

なんかすげえとこになってるな。

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