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2021年07月14日20:28

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高校野球の地方大会もおもしろい

我が家はTVK、チバテレ、テレ玉が観られるので、この時期は各県の高校野球地方予選も楽しめています。
もちろん全試合ではなく観られる試合だけですが、一回戦や二回戦あたりだとコールドゲームもしょっちゅうあり、普段は意外と見られないものだけに、負けた方には申し訳ないがそのあたりも楽しい。


そしてまたごくたまに、一回戦からとんでもないレベルの試合が観られることもあり、一昨日の神奈川大会一回戦、慶應vs桐蔭学園はその一つでした。
ぼくは高校野球にまったく詳しくないですが、どちらも有名な学校だということくらいは知っていて、普通に甲子園で観られるような試合だったこともわかります。
なんでこれが一回戦なんだろう(苦笑い)。
神奈川も激戦区の一つで、他にもいくらでも強豪校があるから、前年度の成績の関係、さらに組み合わせ抽選などの結果なんだろうけども。


しかしまー、なにがすごいって両校とも「鍛えられるところは全部鍛えてますけど」というのがすごかった。
投げる、取る、打つだけじゃなく、状況に応じた最良の準備と最適なプレーを瞬時に選択してやってのけるアタマもすごい。


すべてのプレーについてそうだけど、個人的には守備のカバーがほとんどオートマチックのようになされてるのがびっくりですわ。
8回裏のセンターフライから失点につながってしまったときは特にそう感じてしまった、逆説的に。
ツーアウト2塁、浅いフライに慶應のセンターが飛び込んで取りに行ったとき。
取れれば3アウトでベスト、取れなくてもそらしたボールをレフトがフォローしてくれるからランナーを返す心配はない。
あれはイチかバチかではなく、後ろにレフトがカバーに入ってるとわかってるからこその万全のプレーだったのに、予想外にセンターの身体にボールが当たってレフト方向へ大きく弾いてしまったのが裏目に出たものなあ。
あれがカバーにも入らずもたもたしてるチームなら、転がったボールをレフトが確保して、少なくとも2塁ランナーをホームに返すことがなかった。
あれはもうしょうがない。


その他にも情報戦もすごそうだなというのも感じました。
慶應のライトは肩が強くて返球も正確というのは試合観ながらぼくにもわかりましたが、桐蔭は最初から当たり前に知っていて、ライトへボールが飛んだときランナーはほとんど無理はしていなかった。
実際、桐蔭が勝負をかけてホームへ突入したときは、ストライクの返球でアウトにしていた。
こんなことは基本中の基本で、互いにいろんなことを事前に調べていたんだろうなと。


今日も各地でいろいろ波乱はあったろうし、負けて悔いなしというわけにいかないこともあったろうけど、それでもせめて納得して終わらせてあげられるといいなと思う。


そういえば慶應には前田智徳選手の次男がいて、ピッチャーをやっていた。
知らなかったんでちょっと驚いた(照)。
どうやらケガをしているらしいんだけど途中でリリーフで出てきて、いいピッチングをしていた。
充分速い球だけど、なんというかそれ以上に重そうだった。


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