田中芳樹さんと永野護さんのファンとしては信じられないような幸せな時間が続く（笑）

「タイタニア」に続いて「アルスラーン戦記」を完結させた田中芳樹さん。
「ファイブスター物語」を2013年5月号の再開からほとんど休載せず連載を続けている永野護さん。
お二人のファンの一人として今の状況は、現実感のないフワフワしたものが体のどこかにあります（笑）。


なにせねえ、お二人とも筆が遅いのがデフォルトだったから（笑）。
いや、お二人が仕事をしていないということは全然ないです。
田中さんは古代中国史や近世・近代ヨーロッパを舞台にした小説を何冊も上梓なさってるし、永野さんは「花の詩女 ゴティックメード」という、とんでもないアニメを制作なさっていた。


ただ、ぼくらとしては中断状態になっている作品の続きを待っていたというのも本音でして（照）。
田中さんは「銀河英雄伝説」などの頃は半年に一冊くらいのペースで出版なさっていたようですが、「アルスラーン」「創竜伝」などは途中から一冊一冊の間が空くようになり、ついには何年も次の巻が出ないようになる（苦笑い）。


永野さんに至っては「休載がデフォルト」が何年も続いたからねえ（苦笑い）。
その意味では「こんなに連載続けてて大丈夫？　（また息切れして長期休載するくらいなら）ちょっと休んでくれてもいいんだよ？」という気分になるくらいです（笑）。
とはいえ今連載しているFSSを読んでると、楽しんで描いてくれてるようにも見えて、そこはちょっと安心してるんですけどね。
設定資料集もがんばって描いててくれたみたいだからね。


なんにせよ、これだけ間が空いても待てるという事実が「おれコレ本当に好きなんだなあ」というのを客観的に実感させてくれます。
他にも休載・休筆している作品は結構あるけど、そういうのはフツーにフェードアウトして忘れられる。
で、再開したのも気づかず、しばらくして何かの拍子に知って「あ、まだやってたんだ」というくらいになる（笑）。


田中先生は、あとは「創竜伝」を完結させてくれれば大きな宿題は終わりかな。
他にも「七都市物語」とか「灼熱の竜騎兵（レッドホットドラグーン）」とか「自転地球儀シリーズ」などもありますが、まあこの辺は余裕があったらということで（苦笑い）。
特に「ドラグーン」や「自転地球儀」は他の作家さんに移管（？）してるから、続きを書いてくれるかは微妙だしね。
移管した「自転地球儀」の三巻、買いはしたんだけど読んでなくて申し訳ないんだけどね（苦笑い）。