第２作目が問題である。

又吉直樹、待望の第2作は“恋愛小説”！ 密着取材が放送決定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=25&from=diary&id=4429241

又吉さんの作家としての評価は、これからが問題だと思う。
第１作は芥川賞を受賞したけれども、芥川賞も直木賞も年に２回授与される。

出版業界は不況で、本が売れない。ともかく、本を売るためには、宣伝が必要である。
又吉さんは、芸人として名が売れている。そこへ小説も書く、となると、
出版社は飛びつくだろう。

第１作目は上手くいった。問題は第２作目である。これからが、本当の実力を
試される。

年２回の文学賞を取っても、後が続かない作家の方が多いだろう。
出版業界は何としてでも、本を売りたいだろうが、今や読書人口は減り続けている。

少子高齢化社会において、出版業界が生き残るためには、何をするべきか？
この一点が問われている。