秋の節足動物

先週実家に行ったら、うちの方ではもう終わっている秋の虫が、リリリリリ…と鳴いていました。
これが最後だろうなぁ。

コオロギ系の秋の虫、最初の頃は夜だけ鳴いているのだけれど、だんだん昼間も鳴くようになるんですね。
８月ごろから鳴くのかな、ウルサイほどじゃないけれど、何匹も鳴いていたのが１匹になり、ふと気がつくといなくなってる。

我が家にまだいる虫は、お風呂場のクモです。
あ、クモは虫じゃないんだった。でもまあ、そこはホレ、似てるってコトで。

大中小と３匹いると思っていたのが、こないだ暖かい日に大１中２小２といるのがわかりました。
黒くて、白い横縞が１本入ったヤツです。巣を作らない種類みたい。

よく天井にいるのだけれど、先日も大と中がいて、ボーッと見てたら、だんだん距離が近づいてる。
大はジッとしてるんですが、中がほぼまっすぐ大の方向に。そこは柱があって、大は見えないはずなんですけど。
目ではない何かでわかるのかなぁ？

ついに柱の角で“コンニチハ”になって、中はサーッと20ｃｍぐらい下がり、大もモゾモゾと動いたけれど、中はバックの状態でさらに後ろへ。
はあ。危険回避。

お風呂場には、まだチョウバエやらガガンボやらもっと小さい飛ぶやつやら、いるんですけど、数は少ない。
今日は小が１匹しか見えないけど、これからもっと食料事情は厳しくなるわけで。
どんな姿で冬を越すのか知らないけど、ガムバれよ、クモ。