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2021年07月05日06:46

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明日では遅すぎる(7/4フィデル)

フィデル。まさに信頼(フランス語でFideleだそうです)と実績の友道厩舎が送り出す新馬最初の1頭。前情報の段階でデビュー日も鞍上も発表されており、その通りの運びとなったこと自体が信頼の証と言えるわね。気性も前向きで大きくも小さくもないキュッと引き締まった好馬体。馴致からの育成・陣営あちこちからの目線で能力はお墨付きも、一部ハミ受けがうまくできずに折合に難ありとの情報がチラ見えしてましたが、噂に違わぬ能力を感じさせる抜群のお稽古を繰り返し、スケジュール通りの出走に漕ぎつけた今となっては、そんな話もいずこへ。てか、このプロ集団だもの。もし難しいところがあったとしてもキッチリ修正かけてくるわね。押し出しが強いわけでもなく一言実行のイメージの師。毎年、キッチリ有力馬をクラシックに送り出してくる実力も相まって、もはや誰もがそうでしょうが、食指に引っ掛かった馬の指名に迷いが生じたときの預託に友道の文字があれば、ドンと背中を押されること間違いなしの有力厩舎。さあ、その父自体が種牡馬引退宣言をした今年、奇しくも豊作の様相を見せているハーツ産駒からまた1頭。僕のエース候補、いやいや、もはやみんなのエース候補に違いないフィデル。小倉を舞台に世代有力の片鱗を魅せられるか?
今年も、グリングリンの指名馬達が普通にデビュー戦で破れ、開始1月にして顎がグラングランするくらいの歯がゆい思いをしているPOGあるあるシーズンとなっておりますが、それにもめげずにこの馬だからこそあえて言おう。そう、フィデルとはキューバの革命指導者。あのカストロのファーストネーム(兄さんの方ね)なのだから。

「為すべきであったことを行うには、明日では遅すぎる」 byフィデル・カストロ
稽古十分であえて挑むローカル場。ここで勝ちましょう。

7/4小倉5R芝1800。出走は8頭となり小回りのここではこの小頭数も有難い話か。梅雨とは言い難い、列島全体に災害を呼ぶくらい強く降る雨が気になる馬場ではありますが、労力も必須なレースとなる以上、今後のケアのためにも余計にここで勝ち上がっておきたい1戦。先に申し上げた通り、ずっと前から発表されていた鞍上は川田将雅J。信頼に足るヤネを来年まで主戦としてこのまま確保することも当然望みたいところ。7枠7番。松山J跨るダノンの好調教馬と言う骨っぽい相手も大内にいるが、ここは鉄板人気1.2倍におされ、もちろん普通に負けられない状況。さあ結果はどうだ?

さて実際には天候は曇りで馬場は良のまま。負担がなく良かったとかと思えば、そうなったらそうなったで、開催週の新しい芝の超高速っぷりが逆に気になる。まあ、どこまでも心配は尽きぬもの。どうか無事に...。はい、スタート。フワッと力まずにゲートを上手く出ると也で脚もつき、内へ切り込みながら外を行かせて2列目に。前に3頭を見ながら楽に追走していく道中。1000m1分3秒と言うスローペースとなり、馬場に相反してヤネたちが早すぎるのを嫌った、いかにも新馬戦らしい上り勝負に。3コーナーに入るところで早くも外から先頭争いに加わる位置へ。前残りをさせないつもりの鞍上に応えて勝負位置までスッと動けるから操縦性もいいねぇ。後ろの方で赤い帽子が曲がり切れずにド逸走して外へすっ飛んでいったのをゲラゲラ笑いながら見てる内に(いろいろな意味で失礼なっ!)、フィデルは4つのコーナーをすべてしっかりこなして直線へ。さあ白い帽子の対抗ダノンとの叩き合い...相手も余力十分だが...あー、叩き合いではなかった。こちらはノーステッキの追い合戦。残り100mから抜け出すと、後は鞍上前だけ見ながらちょっと流しての1馬身勝利...タイムは平凡も、うん、着差以上のゆとりある勝ち方でしょう。
川田J談「今日はスムーズに競馬を勉強しながら、全部上手にこなしてくれた。これからの成長が楽しみ。」

ナイスでした!赤、3枠、タイセイアンセム!(え?そっち?)
あーオルフェっ子なのね。いや...馬鹿にしてるんじゃなくて、改めてこの子をみたくてレース見直したら、スタートから「へ?」て馬が言ってるような超出遅れで、いや、いいわぁ、俺大好きです。また高橋義忠厩舎ってのがいいよね(すごく丁寧で大好きな師)。状況を教えてもらえるはずなので、追っかけます。

あ...もちろんフィデルもっ!(ついでみたいに言うなっ)

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