金色のゴルシ(1/17ｳﾞｪﾛｰﾁｪｵﾛ)

たまにはちゃんと頭っから競馬の思い出話でもしましょう(どこにも需要はなさそうですが)。今週、中山の京成杯と中京の梅花賞を両にらみで登録してた我が指名馬にして入れ込みが強い(俺のね)ゴールドシップ産駒のヴェローチェオロ。とにかくステイゴールドの筋は大好きなので次のPOGをどーしよーって思いを馳せ始めたら、ディープ馬より先にまず、その産駒から探すのが自分のセオリーになっとりましたが．．．．とうとう亡くなっちゃったからなぁ。てか、それこそディープもステゴもキンカメもだもんね。リアルのみならずPOG戦線も、一気に次世代サイヤーに入れ替わっての混沌ニューワールドにガラリ模様替えとなったわけで。でも、新味溢れるこの状況ってさ。今まで偉大なる種牡馬達にどこかフタをされてきた産駒(自分の興味はルーラーシップ、スクリーンヒーロー等々)と、三大名牡種馬のサイヤーラインをどう受け継いでいるのか全く未知数のお子たちが入り乱れての群雄割拠の時代到来には間違いないんだよね。ある意味、選択肢が豊かになって面白いには違いないって言うか。あ、ハーツも入れて四天王になんのか？
　そんな中、オルフェにしてもドリジャにしても、どこか父ちゃんのしぶとさと怪しさと不格好さをグシャッと受け継いでるような次世代産駒にも十分魅かれてもちろん指名もしてきましたが、父ゴールドシップっていよいよもってグシャ感極まれりみたいなのが来た感じがしてワクワクするんだよなぁ（なんだよ？グシャ感て）。きっちりスイッチが入れば激走するが、プッツン来て競馬どころかまともに乗るのもままならないこともしばしば．．．ルックスまで「金色の暴君」の異名を持つオルフェーヴルのような見目麗しい馬から、「白いの」ことゴールドシップや「チビ」と呼ばれたドリームジャーニーなど見た目そのまんまの馬たちもいてなんとも個性豊か。俺が語るまでもない、有名なステゴ産駒の逸話が良いも悪いも含めてその子たちを通して語り継がれていけばいいなあと思いますわ。そして、俺はこれからもあの子、俺、指名してたんだぜ．．と自慢話にも笑い話(？)にもなるように、せっせとステゴ産駒たちを探し続けるのだっ(優先はゴルシの子)。
あ、時系列めちゃくちゃになっちゃいますが、最後にPOGとは関係なく．．．いや関係は大いにあるのだけど、今年のPOGには関係なく、今週の中京メイン日経新春杯をショウリュウイクゾが勝ちましたね。一昨年のオルフェ産駒デビュー初年度に指名した馬でした。期間、新馬の１勝しかしてもらえず、更にドラ2でエースにと獲ったのは同父でホエールキャプチャとのド良血、アルママでしたので、とても偉そうには言えませんが．．なんか、ステゴ話をするには、背を押されてるようで少しばかりニヤつきました。


と言う事で今週の主役の話。黄金に光るしっぽが実に美しいルックスいい方のステゴ系ゴルシ産駒ヴェローチェオロ。選んだのは結局、自己条件特別、中京の梅花賞。過去2回重賞に挑んだのは馬主さんのロマンと見ていましたが、結果はどちらも5着。決して頂が見えないわけではないがどこか決定的に届かない．．今回は実を取りに来たか。いずれにせよ、かなりスパルタなスケジュールでこなした全5戦一度も掲示板を外してない安定感と言うかしぶとさがこの子の持ち味。見た目にそぐわない、いつでもどこか恵まれず、いつでも少し足りない健康優良児が2つ目の星を獲りに行く。鞍上はノリさんから川田Jに。1/17中京9R芝2200。小頭数8頭で2番人気．．．ここは好機！5枠5番からスタート。

と、あー、出遅れ．．とまでは行かないがゲートは一息。次の脚もつかず、道中は前の群と離れてほとんどシンガリを追走する形に．．．この親(ムカッと来たら、レース中だろうが止まってしまったと言うパンクな父)の子ですし、ヤネも無理に出していかなかったのかな？まくりもせずにずっと内を少しずつ詰めながの3,4コーナー。まだ随分前とは距離があるが、貯めた足を使えればどうにか．．．と直線を向いてムチが入ったが．．。いやーん！8頭しかいないのに抜けてくるとこがなくて内外にウロウロ．．ようやく進路見つけてグイグイ差し込みながらギヤが変わって伸びてきましたが、1つ前にいた1番人気のディープ馬はすでに楽々と抜け出して、射程外。それでも上りトップで2着をもぎ取ったこと自体が立派かぁ。
川田J談「まだまだ幼くて競馬に参加できないが、ささりながらも伸びてきてここまで来れるし、能力はあると思うが．．」わはは、教師と親がため息交じりで面談してるみたいなモヤモヤ．．。

またも賞金加算できず．．。これじゃやっぱまずいんでしょうが．．．俺個人はまぁ．．ね？(←ニヤニヤしてる)