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2020年12月14日07:07

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今はワンスアポンアタイム (12/13Sレイナス・Gフィオーレ)

むかしむかし..なんだか紛らわしくて恐縮なのだが、ワンスアポンアタイムインアメリカなるタイトルもお話の内容も上映時間さえもやったらと長いギャング映画に、白いチュチュを着た少女が出演しとりました。そのあまりの可憐さに一目で夢中になった誰かさんは、その後もずっとその女優さんを追い続け、ブレイクしたヒロインを演じた恐怖映画や、デビットボウイ扮する魔王とのミュージカル映画を観に映画館へ通ったもんでした。やがて光陰目まぐるしいハリウッドでその女優さんは次第にピンスポットから外れていき、淫らな役や痛ましい死体の役などが増えていきました。ただでさえ毎日無駄にムラムラしてるだけの日々を送っていた誰かさんは、物語もろくにない作品で無駄に脱ぎまくるようになったその女優さんに、欲情と切なさ入り混じる屈折した興奮をして無駄に高揚、毎日を更に無駄にムラムラし続けたもんでした。そんな彼女は落ちぶれ俳優再生技術ピカ一のハーバード出映画監督の作品で、まさに人生を転げ落ちていくどん底ジャンキーを名演し、再び華やかな一線級の女優舞台に舞い戻り、その後の作品で、なんとも晴れやかな笑顔でオスカーを掲げます。そして一方、誰かさんはもう枯れる年齢にさしかかるというのに、今も時折無駄にムラムラしたままです。ほっとけっ!
女優さんの名はジェニファー・コネリー。大好きでした。あー、恋の時給は4ドル44セント(←延々と薄着の彼女観てるだけのほぼセルビデオ)のDVDどこやったっけな?(はいムラムラ)
で、いつも通り荒唐無稽に無理くり入りますが、この馬、サトノレイナスの馬体写真見てたら、急に彼女を思い出したんだよなぁ。....ちょっと強気でクールな顔立ちだから?いやダイナマイトボディにスッとした首さしの感じのせい?さあ2戦2勝で1つ目の受賞を狙います。

とその前に舞台を変え、実はもう1頭、晴れ舞台の裏の裏、中京ではありますが、12/13、10R芝1400つわぶき賞に出走するドゥラメンテ娘グレンデフィオーレ。こちらは同時代で例えれば、ちょっとくすんだゴージャスな芦毛な感じがブルック・シールズを彷彿とさせますか。青い珊瑚礁...よかったなぁ。さあローカル劇場ではありますが、小頭数8頭ながらしっかり主役にご指名1番人気。4枠4番、鞍上は厩舎のエース藤岡の弟コータJ。お願いします。用意ドン!
いい感じでゲートを出ていき、すんなり脚もついて前の方へと思ったら...おい!なんでそこで引く?顎上がっちゃってんじゃん。そのまま強引に控える位置へ。つうかこの短い距離でハナは楽に行ってる感じなのにその位置?と思ってたらもう直線。追って伸びて..はいるけど、ハイ全く届くわけもなくの3着。えぇ〜。
康太J談「溜めるレースをしろとの指示。上手く出たがおさえたら頭を上げてしまい中位に収まれなかった。終いは足を使えているので、あのロスが勿体なかった。」うう、J批判はしたくないのですが父が師の弊害が出た気もする。ほんと見たまんまじゃん。そう思ったら臨機応変に状況判断して行かせる勇気も...もう6回も使っちゃってる子なんだから。口幅ったくて申し訳ありませんが無駄にしてほしくないなぁ。

さあ気を取り直して本番、表舞台のレイナスに番組を戻しましょう。クラシックを映画界のアカデミーとするなら、差し詰めこの番組はGグローブの新人賞でしょうか。人気にド派手な白さ輝くルックスのスターアクトレスがおりますが、どっこいレイナスをエスートするは大舞台請負人クリストフ・ルメールで引け目なし!さあ挑みましょう。12/13阪神JF芝1600G1。4枠7番、18頭フルゲート2番人気。出遅れ癖が出ませんように。
スタート!んー、気持ちモッサリもちゃんと出た。迷いなく中段に沈んで腰を据える。この鞍上が腹を決めてる様子が馬に見えるとこがやっぱりすげぇんだよなぁ。そのまん前には白毛の人気者。えぐいほどわかりやすいマークをしながら周回。どうもゆったりペース。上りの勝負なら全く引けを取らないはず。最終角でちょっと間があきビクッとなり、更に直線入口でその白馬に蓋をされかけて大いにビビったが、直線で鋭く内に進路をとると伸びて来た来た来た来たぁ!さきに抜け出して横綱相撲で押し切り態勢のソダシを捕まえて叩き合いに。外からも来てるが脚色衰えずハナを取り切ったと思った瞬間、盛り返されたぁ!ええっ!?....きわどい判定はハナ差負け。差し返されたぁ..恐れ入りました。見た目だけでなく女優根性も半端ないやはりビッグな主役でした。
ルメJ談「エンジンのかかりは遅いがすごくいい競馬をした。勝ち馬をマーク出来ていながら直線で忙しくなり離されたが、最後はいい伸びで頑張った。来年パワーアップできれば楽しみ。」今日の主役共々、荒れたところを走りつつも強い競馬でした。来年の本番賞レースで改めて挑みましょう。負けて強しでした..だがやはりほんのり悔し。


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