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2020年11月01日18:51

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バーンスタイン的お気楽(10/31Wタウン・ブエナベントゥーラ)

素敵なタウン あなたも私も
ハートがワクワク GOGOGOGO夢がわく〜♪

あー!間違えた!バーンスタインじゃねぇや。山本リンダのワンダフルトウキョウだ、これ...と誰にも届かない微妙なボケは置いといてと。さて、休養明けの重さが取れなかったとか、もっと恐ろしいことに咳が止まらなかったとか、不穏な噂の中、予定していた先週のリステッド競走アイビーSを回避...いよいよファンをざわつかせた、今年の我が指名馬大将格のルーラー産駒ワンダフルタウン。だがしかし、一週スライドしてバシッと立て直し西の同距離同じくリステッドの萩Sに出走決定でホッと安心。初戦ではダノンのエースに完敗するも、2戦目をレコードで快勝し、デビュー後「めちゃくちゃ走る」と主戦和田Jが(負けたにもかかわらず)興奮したと言う逸話を実証。これがカリカリ気性の負けん気爆発の子と思いきや、ボーっとして出遅れ脚つかずの「気合足らず」とされた新馬戦後に検量室の前でボロをたれ「こんな馬は見たことはない」と妙なことで大物感があると陣営の期待度がさらに上がったとかなんとか..うーん、要はのんびり屋さんだってことよね?
この気持ちで走るタイプではないけどセンスと末脚抜群みたいに相反する感じを聞いたのは初めてで、フワフワしてて実に捉えどころがありませんが、馬名の、ここからきていると言うトニー賞受賞ミュージカル「ワンダフルタウン」のバーンスタイン的根明な雰囲気はむしろその性格にピッタリではないですか。田舎から出てきた姉妹が互いに夢を目指す都会でのひと時を、この名作曲家の金字塔であるウエストサイドストーリーをもっとお気楽極楽にしたように魅せる、希望溢れるミュージカル。さて走る前もハラハラドキドキさせる、それこそサイドスーリーが尽きないうちのマイペースっ子の今回のチャレンジは、ハッピーなスウィングを名の由来よろしくエンディングに奏でられるのか?

10/31京都9R萩S、芝1800。枠と同じ8頭と小頭数の2枠2番。出遅れ癖がある上にポーッとした性格からか次の脚もつかないこの馬に内枠はちいとばかし不利だとは思うものの、この数だし信頼できる末脚があるので結局は主戦の取り回し次第でしょうし。さあ、相手もいるがしっかり人気も背負っている。ここは順調にステップアップして一気に上昇気流に乗りたいが、果たして。
スタート。しっかり出た、そしていつもより脚も出て中段4番手でいい感じ。そのまま三コーナーに入るが前に馬がいて外外へ。これが致命的だったか、上り勝負になった直線。内をすくったジュンの馬に先を行かれ、更に前にいたキャロのディープ馬にはもうひと伸びされ何れにも届かず、3着。これは無念。
和田J談「上手に競馬できたが、スローの瞬発勝負で詰め切れなかった。しっかり伸びたがある程度スタミナ勝負の方がいいかな。まだ良化途上、次はよくなると思う。」残念。

さてもう一頭。6月シーズン初めに鳴り物入りでデビューも2着とこれまた微妙な、薄笑いの結果で、この秋も過ぎようとしてる季節まで名テキ堀先生に引っ込められてた超良血、ブエナベントゥーラ。ここまで来てもなんか硬くて1回走ると疲れちゃうので続けては使えないと、言い放ついかにもこの師らしい牽制と慎重さに改めて薄笑いが浮かびますが、それでもビシッと仕上げて珍しく確勝モードの評価も飛び出した2戦目。鞍上ルメールで全方位死角なし。例え名前の意である「素晴らしい幸運」に恵まれなくともここは実力でサクッと勝ち上りましょう。10/31東京2R芝マイルの未勝利戦。当然ガチガチ1番人気。12頭3枠3番用意ドン。
きれいにゲートを出て也でジワジワと前へ。ハナを取り切って、鞍上チョイとおさえるが、結局気持ちよくいかせる感じに単騎逃げの形に。そのまま長い直線向いて、かかってこい状態へ。最後の最後、4kg軽いトーセンの馬に詰められるが振り切って快勝。逃げ勝ち。
ルメールJ談「まだ子供なところがあって、ハナに立って物見していた。馬が来てくれて助かった。跳びが小さく加速は少しずつ。距離はピッタリ。」良血、無事に勝ち上がり。

ササッと二連勝が欲しかったがそうは甘くないですね。

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