２．２５　冷蔵庫

すっきりしない天気だが、最高気温は２５度の夏日。
でも、外出する気にはならない。

よし、先延ばしにして来た冷蔵庫内の片づけをしよう。

何故か、タッパーに入った食材が１０個以上入って居るのだが、どれも中身に覚えがない。
恐る恐る蓋を開けたら、もわ〜っと湯気が。
いや、湯気ではない、カビだ。
食品のミイラと、ミイラになりかけだ。
慌ててマスクをし、中身を捨てる。

綺麗な豆腐が出て来た。
よし、湯豆腐にして食すか。
うん？　消費期限が２年前？
慌てて捨てる。
納豆も何パックか出て来たが、どれも中身がカラカラに乾燥している。
捨てる。
何故か、使いかけの麺つゆが３本出て来た。
マヨネーズも３本有るぞ。

はぁ、捨てた捨てた。
思い切って捨てた。

痩せられない人間の典型的な行動に、絶えず冷蔵庫を満杯にして居ると言うのが有ったが、正しく「仰る通り」で有る。
しかも、一人暮らしにはちと大きな冷蔵庫。
捨てる食材の多い事。
世の中には、食べ物が無くて困っている人間が沢山居るのに、食料自給率の低い国に住んで居る人間がこんな事で良いのか？
大いに反省せねばなるまい。
先ずは、買い物の仕方だな。
なんとなく食べたいとか、いつ食べるのかはっきりしない食べ物を購入しない。
これに尽きるか。

矢鱈と空間の多い冷蔵庫を眺め、寂寥感に苛まれてしまう。

おっと、いかん、遺憾、行かん。