録画していた「万引き家族」を見た。
擬似家族の物語だが、考えさせられたなぁ。
血の繋がりの無い子供達に、万引きをさせる様な訳有りの大人達が作り上げた擬似家庭では有るが、そこには本当の家族には無い確かな温もりを感じさせるエピソードが、淡々と描かれる。
息子の様に育ててきた男の子が施設に帰る時、その男の子が乗ったバスを名前を呼びながら追い掛けるリリーフランキー演じる擬似父親。
全ての責任を負い、潔く刑務所に入る安藤サクラ演じる擬似母親。
擬似家庭で愛されながら、事件発覚後に実の両親の元に戻される、虐待され続けてた少女。
切ないラストだった。
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